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アンドレイ・タルコフスキー監督映画『惑星ソラリス』の感想メモ

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惑星ソラリス Blu-ray 惑星ソラリス HDマスター [DVD]
惑星ソラリス Blu-ray
『惑星ソラリス』
Солярис
監督:アンドレイ・タルコフスキー
脚本:アンドレイ・タルコフスキー、フリードリッヒ・ガレンシュテイン
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
撮影:ワジーム・ユーソフ
1972年公開 ソビエト連邦 ( 日本は1977年4月29日公開 )
原作:スタニスラフ・レム「ソラリスの陽のもとに」
【キャスト】
ハリー:ナタリア・ボンダルチュク
クリス・ケルヴィン (心理学者):ドナタス・バニオニス
アンリ・バートン (宇宙飛行士):ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー
サルトリウス (天体生物学者):アナトーリー・ソロニーツィン
ギバリャン (物理学者):ソス・サルキシャン
スナウト (サイバネティックス学者):ユーリー・ヤルヴェト
ニック・ケルヴィン (クリスの父):ニコライ・グリニコ
アンナ (クリスの伯母):タマーラ・オゴロドニコヴァ
ギバリャンの客:オーリガ・キズィローヴァ
惑星ソラリス - Wikipedia
1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。1978年、第9回星雲賞映画演劇部門賞受賞。
※ネタバレします
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この映画、凄く面白かったです。
こういう芸術的で難解な?作品が私は大好きなのです・・・
観ていて妙に心が落ち着きます。

音楽がとても良かった(オープニングや昔の家族フィルム:雪山焚き火のシーン、無重力浮遊のシーンでかかっていた曲=ヨハン・ゼバスティアン・バッハ BWV639がとても素晴らしかったです・・・聞いていると心が神聖な気持ちになってきます・・・)


前半、地球でのシーン・・・
クリスの実家、自然に恵まれた池のある庭・・・
水の流れに踊る水草・・・馬・・・謎の少女のあいさつ・・・突然の雨(晴れてるのに雨)・・・バートンのソラリス報告(白黒の過去映像)・・・
主人公クリスの陰鬱な雰囲気(メンヘラとはちょっと違う)がなんとも心地良いと思いました。

ただ、この前半部分は→あまりに地味な展開だったため、どう理解したらよいのかよくわからなくて、ちょっと退屈な印象もありました・・・後から振り返ってみると、この前半部分にこそ味わい深さがあって、この作品に奥行きを与えているのだなぁとそう思えるのですが・・・


映画の冒頭・・・
最初の最初にクリスが登場するシーン→その手に持っていた銀色の箱・・・あれは一体何を意味しているのだろうか?
弁当箱にしか見えないのですが・・・
あれは弁当箱であってるのか?
あの銀の箱の中に地球の土と植物の種を入れてソラリスへ持って行った?
映画の終盤、その銀の箱に入った土から植物が芽を出している・・・
★まさかソラリスはこの土(微生物入り)と植物の芽の思考を読み取って、ラストの(クリスの実家)を完成させたのか?


バートンのソラリス報告(過去のVTR、白黒映像・・・)
映像内、若かりし頃のバートンは禿げていない・・・
しかし年老いたバートンは禿げている・・・
どっちが本当の姿なのか・・・?
たぶん本当の姿は禿げていなくて・・・ハゲヅラをかぶっているのかな?しらんけど・・・)


車載シーン←このシーンが結構長い・・・
お洒落でアートな外国の町並み&道路・・・と思っていたら撮影現場はなんと日本らしい。
日本の首都高が使われている・・・
よく見ると、おもいっきり日本語で標識や看板が書かれてある・・・

この車載シーンがなんともカコイイ・・・
日本=当時の近未来都市の風景←非常にセンスを感じます。

車載シーンのバックでかかっている音楽がちょっと面白い・・・
(当時の)アバンギャルドな未来的なイメージの音楽(効果音)なんだろうか?・・・

★この車載シーンを見て私が思ったこと・・・↓
地球の表面にはりめぐらされた道路の中を無数の車(中に人がいる)が行き交う・・・↓
その様子がイメージとして↓
脳内の大脳新皮質=ここにある約150億個もの神経細胞とニューロン(神経回路)を繋げているシナプス(神経伝達)が形成する複雑で巨大なネットワーク・・・←これとイメージを重ね合わせているのではないかと・・・これを意図、表現しているのだと思いました・・・

車載シーンは最初白黒だったのに、ある時からカラーへ変わったり、白黒にまた戻ったりする・・・これは一体どういうことだろうか?

車載シーン以後も、急に白黒になったりカラーになったりしてるシーンがある・・・
う~ん、意図がちょっとわからない・・・


ソラリス・ステーションの内装がとても良い・・・
(85人乗りのステーション)
こういう間取りの家に住んでみたい・・・
ソラリス・ステーションの荒れ果てた感じがとても良い・・・
一体何があって通路の真ん中に冷蔵庫みたいなのがドーンと斜めに置いてあるのか?


ソラリスの海面のうねり(映像)が不気味すぎる・・・
どこの海でどうやって撮影したのだろうか?やはり北極海?


『ソラリスの海は我々の頭脳から記憶の一部を選び物質化する・・・』
『「お客」はニュートリノから成っている
ニュートリノは不安定のはずだがソラリスの磁場が安定させるらしい』
『海が我々の睡眠中の思考を
物質化するというなら我々の意思を海に伝えてみては?』

頭の中で考えたことが物質化できるなんて
なんて素晴らしい場所なんだ!と(最初)ちょっと思ってしまいました・・・
※なぜか私の脳裏に一瞬ガッキーの姿が浮かぶ・・・
新垣結衣 写真集『yui aragaki ファッションフォトマガジン』

こういう場所(ソラリス)へは、蓄積情報量の少ない若い人や子供ではなく、ある程度年をとった人が行くべきなんだろうなぁと思いました・・・
うまくいけば、乱雑に置き去りにされた過去の記憶(思い出)の再構築、人生のリフォームができるかもしれない・・・

ただ・・・物質化したハリーの苦悩する姿(液体酸素を飲んで自殺をはかるメンヘラ・病みっぷり)を見てるとなかなか思った通りにはいかないのかも・・・
トラウマと再格闘するのは非常に辛い・・・

あと、ソラリスの物質化の仕事も→若干いい加減なような気がします・・・
神はいい加減というか・・・
苫米地英人の「脳はいいかげん、超手抜き」という言葉がふと思い浮かびました・・・


父が撮った家族フィルム:雪山映像シーン
クリスの母親の姿が尋常じゃなく美しい・・・まるで絵画みたい・・・
バックでかかっている曲=ヨハン・ゼバスティアン・バッハ BWV639・・・が見事に映像にマッチしている・・・牧歌的かつ神聖で哀愁のある音楽・・・たまりません・・・


スナウトの誕生会。ソラリスの図書館でのシーン。
ハリーの苦悩する表情・姿が秀逸(すばらしい)・・・
「でも私は・・・人間になります・・・感情だってあなた方に劣りません」
ソラリスの創作物であるハリーに、はたして人間的な意思・感情はあるのか?
自分が一体何者であるのか・・・人間とは何か?
苦悩するハリー・・・
「私は・・・彼を愛しています・・・私は人間です」


ブリューゲルの「雪中の狩人」
雪中の狩人 - Wikipedia
ブリューゲル・「雪中の狩人」 プリキャンバス複製画・ 【ポスター仕上げ】(6号相当サイズ)
ブリューゲル・「雪中の狩人」 プリキャンバス複製画・ 【ポスター仕上げ】(6号相当サイズ)
ブリューゲルの絵を眺めながら
ハリーはクールに無表情でタバコを吸っている・・・(←先ほどの苦悩する姿とのギャップに若干恐怖を覚える

煙草を吸うという行為があまりに唐突で妙な違和感を覚える・・・
そういえば、雪山で煙草を吸っているクリスの母親の美しいシーンがあった・・・
ブリューゲルの「雪中の狩人」の風景ともかぶる・・・

ソラリスが創造したハリーの中にクリスの母親のイメージ(情報)が加わり始めているのか?

ブリューゲルの「雪中の狩人」の画が画面いっぱいに写されている時にバックで流れている音楽がすごく不気味でこわい・・・

★「今夜17時」ステーションは30秒間無重力状態になる」
ソラリスの図書館での無重力浮遊シーンが美しい・・・
圧倒的な映像センス
このシーンは観ていて鳥肌が立ちました・・・
バックで流れる音楽バッハが本当に素晴らしい・・・
液体酸素 - Wikipedia


クリスの部屋に『新しい客』若かりし頃の母親が現れる・・・
そして犬も・・・
さらにハリーが複数人(4、5人いる?)に増えている?
まさに混沌。
次の瞬間→これは夢のシーンだろうか?急に白黒映像へ切り替わる・・・(実際のクリスは寝ている?)
若かりし頃の母親と抱擁するクリス・・・場所は地球の実家らしい・・・
クリスは母親に腕の汚れを(水で)落としてもらう・・・

次のシーン・・・
クリスがステーション内のベッドで目を覚ますとそこにはスナウトが・・・
「ハリーはもういない」
スナウトからハリーが書いたという手紙を受け取る。
ハリーからのメッセージ「クリス あなたをだますのは苦しいけど、ほかに方法がないのです」
「これが最善なんです・・・私から頼みました・・・誰も恨まないでください ハリー」
「消滅だよ・・・光を風に触発させた」

ハリーは消えてしまった・・・
これはトラウマの解消(罪の浄化)を意味するのだろうか?

シーシュポスの神話 - Wikipedia

「関心が問題を生むのさ」
「真実のためには謎の方が都合がいい・・・幸福の謎 死の謎 愛の謎・・・」
哲学的な話をスナウトとしているときに映る↓
クリスの耳のアップがすごく気になりました・・・なんで耳のアップなんだ?
耳毛もっさり・・・


せっかく宇宙に来ても、だらしない荒廃した場所で自分の内面、自身の過去の罪・幻影に悩まされる日々・・・なんなんだろうかこれは一体・・・


ラストシーン
地球に戻ったのかと思ったらソラリスの島の中だった?
背筋がゾッとしました。すごく怖いんですが・・・(流れている音楽も暗くてこわい)

我々が生きるこの臨場空間も
我々の脳内信号を読み取ったソラリスがみせる幻覚のひとつなのかもしれない・・・

いい加減なソラリス製の地球は間違って部屋の中に雨を降らせた?
雨っていうか酸の液体がボタボタ落ちてきているような・・・
父親の背中(衣類)から煙のようなものが出ている・・・とけるんじゃないのか?

≪様々な解釈ができるような終わり方だったと思います≫

このラストシーンは本当に秀逸だと思いました・・・
1972年に公開←当時としては相当斬新だったのではないか?

やっとハリーとのトラウマ(罪の意識みたいなもの)が救済されたと思ったら今度は父親とのトラウマが再発動する?・・・最後ひざまついて父親にすがるクリスの姿が印象的でした・・・

※結局クリスは地球へ帰らず、ソラリス・ステーション内に残ったのだろうか?
鏡はそこに居ないと何も写さないわけだし・・・ソラリスがクリスの思考を受け取ったからこそ現れた島(実家)なのだろうし・・・


普通こういう難解な作品を創ろうとすると、とたんに陳腐になって
しまうような気がするのですが、そういう感じが全くしませんでした。
本当にスキがないスペシャリストの仕事を見せられたような気がしました・・・
芸術的で不気味な素晴らしい映像の数々・・・
(所々つっこめるところもあるユーモラスな演出・・・)
登場する役者の演技がみんな神がかっていました・・・うますぎる・・・
久しぶりに名作と出会ったなぁと・・・そう感じました。

『笑福亭鶴瓶のすわるテレビ』を観た・・・感想メモ

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★笑福亭鶴瓶のすわるテレビ【偶然出会った人と、ただ座布団に座ってしゃべるだけ】
2015年12月21日 (月) よる 11時53分~

【この番組は】
今から10年ほど前「すわるラジオ」というへんてこな名前のラジオ番組が関西ローカルで放送されていたのをご存知だろうか? “コンビニの前でたむろする若者の気持ちを知りたい”という鶴瓶のひと声から始まった「すわるラジオ」はちょっと変わっていて、誰かが声をかけてくるまでひたすらじっと待って、声をかけて来た人とおしゃべりを楽しむ、そんなラジオ番組だった。 2015年12月。“すわるテレビ”を実現させる。
【番組内容】
周りにスタッフはいない、大阪のとある街角で鶴瓶がただ座布団に座っているだけという見たことのない光景。 あるときは街中にある駐車場で座り、あるときは神社の境内に座る。 一緒に座るのは、土屋アンナだったり、柳原可奈子だったり。 怪訝な表情で通り過ぎていく人たち…興味を持って自ら近づいてくる人も。 「まぁまぁ、ちょっと座っていきいな~」・・・いったいどんな人と出会うのだろうか。
「ことしは、どんな年やった?」・・・なにかとテレビ表現が窮屈になってきているいま、年の瀬の街の地べたにすわり、そこに転がっている話を丁寧に慈しみます。 さらに、鶴瓶の番組がきっかけで付き合い始め、2年間の遠距離恋愛の末結婚したというカップルとの奇跡の遭遇も! 今宵、ここから、台本のないドラマが始まります。
【出演者】
笑福亭鶴瓶、土屋アンナ、柳原可奈子、福島暢啓(MBSアナウンサー)
【ナレーター】 オダギリジョー

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普段めったにテレビを観ない私が久しぶりにテレビを観るとその変り具合(変貌ぶり)にちょっとビックリすることがあります・・・↓

今回は久しぶりに笑福亭鶴瓶を観てビックリしました。

めちゃめちゃ肥えてる(太ってる)やん・・・
声枯れてるし。
ドラマ半沢直樹(2013年)の時はそうでもない印象だったのに・・・
一体どうしちゃったんだ? 普段からこんな声になっちゃったんだろうか?それともこの日だけ?


大阪 梅田 曇り 気温9℃


★どうやら場所はここっぽい↑

南海部品オートバイ専用駐車場(バイク部品店 駐車場)
関西では結構有名な企業?『南海部品』・・・昔サンテレビでよくわらない男女(タレントのようでタレントじゃない?)がバイクでツーリングデートをしている番組を観た記憶があります・・・そのスポンサーが南海部品でした。


私、「すわるラジオ」は聴いていませんでしたが、
昔よく「笑福亭鶴瓶」のこの手のテレビ番組(深夜番組)を観ていました・・・
街ゆく人たちとただ話をしていくようなスタイルの番組。
趣旨はちょっと違うけど→『つるまげどん』とかも観ていました。面白かったなぁ。
つるまげどん - Wikipedia


ぼやき オダギリジョー 
という文字が画面に映った瞬間、思わず笑ってしまいました・・・
「ナレーション」じゃなく「ぼやき」なんだな・・・
なんでオダギリジョーが抜擢されたのだろう?(違和感はなかったし、好感は持ったけれど・・・それほど効果的じゃないとも思いました・・・)
オダギリジョー - Wikipedia


オダギリジョー「土屋さんはそろそろサングラス外した方がいいね」
↑・・・あれ?この番組、ナレーターがこんな感じでつっこみ入れる番組なのか?
ちょっと面白いかも・・・と思ったら、その後はまったくといっていい程つっこみを入れないオダギリジョー・・・う~ん。


若夫婦をスタッフの仕込みと疑っていた鶴瓶・・・
私も仕込みだと思っていました・・・※どうでもいいけど、私がラジオをひさしぶりに聴いてみようかなと思ってスイッチをつけたタイミングで→いつもだいたい遠距離恋愛のカップルがラジオに登場して、インタビューを受けているのだけど・・・なんなんだろうかこの偶然は・・・(本当にそういうシーンによく出くわす・・・)私の中では『ラジオに登場するカップル=遠距離恋愛』になってしまっています・・・


この番組は歩かない『モヤモヤさまぁ~ず2』みたいな感じなのかな?


17:37 カメラ19台で撮影中
(半分以下・・・あえて1台でも良かったんじゃないかな?と思いました・・・なんでそんなにカメラを仕込む必要があるのだろう・・・)

17:40 本来バイクの駐車場。
ってなんでこんなところで撮影してるんだろう? ※一瞬バイクに乗っている人(駐車場利用者)目線になって・・・邪魔じゃねーかと思ってしまいました・・・

17:51 学生4人を勧誘

17:54 軟式と硬式にこだわる鶴瓶
(土屋アンナの始球式エピソード←自分がどこの球場で投げたのか覚えていない・・・のが面白かった・・・野球に興味がないとそんなものか)

18:10 白いダウンのオカアサン。
「福島さんや」・・・右端のおじさんは誰なんだ?と思っていたら、ちちんぷいぷいに出ているアナウンサーなのかぁ・・・
福島暢啓(のぶひろ)
「ちちんぷいぷい」大阪MBS 月曜~金曜13:55~ ※関西ローカル
福島暢啓 - Wikipedia

18:10 梅田のおとなり福島区。

18:11 オカアサン、着席。

18:12 色んなとこから撮ってます。

18:26 就職の相談。

18:27 番組のステッカーお渡し。

18:28 オカアサン、退席。
(オトウサンずっと立ちっぱなしだった?)

18:35 恋の話。

18:39 使ってます。


オダギリジョーのナレーションって台本があるわけではないのかな?
どうもオダギリジョー個人が心に感じたことや思ったことを即興(アドリブ)で発言しているようにみえる・・・


18:40 福島アナ、28歳独身。

18:44 野球部員、退席。


こういう一般人がメインで登場する番組は、
面白いキャラクターの人物とめぐり合えると→番組は自然と盛り上がって大成功するけど・・・
なかなかそういう人とは出会えないから、だいたいグダグダまったりな展開になってしまうという・・・


鶴瓶の横に座る女性ゲストをもっと『時の人』というか
現役の人気アイドル的な人をキャスティングしてほしかった・・・
でもそうすると趣旨が若干変わってしまうのかな?・・・なかなか難しい。


17:36 若い夫婦、着席。

18:46 土屋アンナの人生。
土屋アンナ「映画にできると思う自分の人生・・・
いろんなことが起こりすぎてて、毎年3回は嫌なことがある(←でもそれは自分がクリアするため)」
土屋アンナ - Wikipedia


大阪 難波神社 曇り 気温4℃


★どうやら場所はここっぽい・・・↑


と、鳥居の真下?
鳥居の真下を占拠してもいいのだろうか?(神様の通り道じゃないの?)
もちろん神社から許可はもらっているだろうけど・・・


17:35 鶴瓶、相方と現れる。

17:35 鶴瓶、すわる。

17:37 見てみぬふりされる。

17:40 はじめて女性が足を止める。

17:40 また声がかかったのは、福島アナ。

大阪MBS「ちちんぷいぷい」
福島アナのレギュラーコーナー
「歌碑ものがたり」

17:41 熟年カップル、着席。

「カスバの女」エト邦枝(くにえだ)
カスバの女 - Wikipedia
↑・・・聞いたことある曲でした。(詳しくは知らないけれど)

17:52 戸籍の話

17:53 オバタショウイチと名乗る男。

17:53 今回も19台で撮影中。

17:54 オバタと名乗る男、退場。

17:58 気づけば、鶴瓶版「新婚さんいらっしゃい」

18:00 修学旅行生を発見。

18:00 新婚熟年夫婦、退席。


このへんで(観ているのが)ちょっと辛くなってくる・・・
のんびりまったりしていてなかなか面白いといえば面白いんだけど・・・それほど落ち着いた気持ちになれないというか(癒されない)・・・なかなか登場する人にも興味持てないし・・・爆笑できる感じでもないし・・・ほんとうに与太話にもほどがある!(苦笑)というかんじ・・・
(ラジオだと実際の姿が見えない分、想像力がふくらんでもっと興味深く聞いていられるのかもしれないけれど)・・・正直ここでちょっとダレました。


話してる内容も短時間ということもあってどうしても浅い内容が多いなぁ・・・
オダギリジョーも当たり障りのない微妙なコメントしか言えてない・・・←無理もない(若干、気の毒・・・)

仕込みで
ダウンタウンの浜ちゃんとかが登場してくれたらもっとテンション上がるのに・・・
(趣旨は変わってしまうけれど・・・)


鶴瓶「京都はどこ行ってきたの?」
修学旅行生「なんかお寺です」
この会話が面白かった・・・確かに高校生ぐらいの頃はお寺の名前とかまったく興味がなかった・・・


18:03 それでも、すわらない女子高生。
座ると長くなるから、座らないのが正解だろうなぁ。

18:03 もちろん、お決まりの19台。
↑たぶんこれがやりたいがためのカメラ台数なんだな・・・

18:05 結局、すわらず退場。

18:06 ふらっとスーツ姿の男性が。

18:13 柳原、戸惑う。

18:15 鶴瓶の結婚観。
柳原「毎日さ、もともと他人だった人がいるってどんな感じ?」
鶴瓶「それがいいねんて」
「他人がいてることによって自分がいろいろ制御される・・・それがいいのよ」

18:17 一人で歩く女性を勧誘。
『モヤさま』なら社交ダンス教室を訪問するのに・・・視角に訴えかけるテレビと想像力に訴えかけるラジオの違いだろうか?(今回は、すわるラジオ→すわるテレビ・・・で、一応テレビの番組なんだけど・・・すわるラジオを基礎として企画・構成しているので、そこから動けないという・・・)

18:35 美人ダンサーは夕食を買いに。

18:40 営業課長も夜の街へ。

18:45 近づいてくる女性。

18:48 近所で働くダンナとつながる。

18:49 しつこいですが、19台。

18:50 呼び出されたダンナ、着席。

18:54 鶴瓶のお気に入りが、帰ってきた。

18:55 再び、仕事場へ。


12月だけど、うちの近所のネコが変な声で鳴いていました。あれは発情期なのかな?
すっごくうるさかった・・・


まとめ
鶴瓶「それぞれの日常みんな違うよね」
福島アナ「夫婦の形ってこんなにいろいろあるんだとなと思いました・・・」
鶴瓶「今日は夫婦の形やね」
福島アナ「みなさん仲良くていいですね」
鶴瓶「そうそうそう、これ観て、あー結婚っていいなーって思うやろね」

そして番組はいきなり終わる。
製作・著作 MBS
(身になる話はひとつもなかったけど、まあ面白かったかなぁー)

笑福亭鶴瓶、結婚といえば、昔「鶴+龍 LIVE PAPEPO」という番組で鶴瓶自身の結婚話(奥さんとのなれそめエピソード)を話したことがあって(相方は上岡龍太郎)・・・それがとても印象的でした。めちゃくちゃ面白かったのです。
鶴瓶がプールで営業の司会をやっていると
目の前の流れるプールに奥さんが流れてくるシーン。目に浮かびます・・・(ネタっぽいけど)面白かったなぁ・・・
LIVE PAPEPO 鶴+龍 - Wikipedia
『鶴+龍 LIVE PAPEPO  IN 神戸女学院大学』の回だったかな。

デヴィッド・ボウイ出演映画『ラビリンス 魔王の迷宮』の感想メモ

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ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD]ラビリンス 魔王の迷宮 [Blu-ray]Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film
ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD]
Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film

『ラビリンス 魔王の迷宮』
1986年公開 アメリカ合衆国
監督:ジム・ヘンソン
脚本:テリー・ジョーンズ
製作:エリック・ラトリー
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演: デヴィッド・ボウイ、ジェニファー・コネリー、トビー・フラウド
ラビリンス/魔王の迷宮 - Wikipedia
デヴィッド・ボウイ - Wikipedia
※ネタバレします
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2度目の視聴・・・デビッド・ボウイ目当て。
(デヴィッド・ボウイが2016年1月10日にこの世を去り・・・11日にその知らせを知って、その翌日にこの映画を観ました・・・)

最初にこの映画を観た時も→『デビッド・ボウイ(個人的にはデヴィッドよりデビッドの表記の方が好き・・・)』が目当てでした・・・確か私が19歳の頃です。
19歳当時の私はまだまだ子供で・・・何に対しても猜疑心が強く、尖ったナイフのように鋭い攻撃性を持っていました・・・一方、ガラス細工のように繊細で壊れやすいセンシティブな情緒も持ちあわせていて→簡単に言うといわゆる『面倒くさい中2病』だったわけですが・・・↓
其れゆえか、この映画が持っている独特のユルさ・・・ほんわか温かい雰囲気をまったく受け入れることができませんでした。
「ボウイが出ているから観たけど、まったくつまらない映画だ」と本気でそう思っていました。

あらからどれぐらいの歳月が流れただろう・・・
大人(おっさん)になった今私が再びこの映画『ラビリンス 魔王の迷宮』を観て率直に思った感想です・・・↓

めちゃくちゃ面白いじゃないか!!
このユルさ温かさがたまらない・・・
なんてすばらしい映画だ!
なんでこの愉しさ(ユーモア)に気づかなかったんだろう?
(ほんと変われば変わるものです・・・)


映画は、いきなりボウイの歌声『アンダーグランド』という曲から始まる・・・この映画を観終わってしばらくの間、頭の中でアンダーグランドが流れまくるという心地よい症状が続きました・・・


ジェニファー・コネリー←初見の時(私が19歳の頃)は全然タイプじゃなかったせいもあって→あまり好きになれなかったのです・・・
ジェニファー・コネリー - Wikipedia
今見ると→めちゃくちゃかわいくて綺麗だなぁ~と思いました。(今は好き)
今でも厳密にはタイプではないんだけど、ボウイと踊るシーンのジェニファーは可愛すぎる・・・と思いました。公開当時16歳のジェニファーの可愛さは永遠に語り継がれるであろうと、そう思いました。


『セサミストリート』のマペットをデザインしたジム・ヘンソンが監督をつとめる・・・
セサミストリート - Wikipedia
ジム・ヘンソン - Wikipedia
※『マペット』←ヘンソンが「マリオネット」と「パペット」を組み合わせて作った造語である。←そうなのか・・・知りませんでした・・・もしかしたら「パオネット」と呼ばれていたのかもしれない?
※『ラビリンス/魔王の迷宮』では主人公、魔王以外→ほとんど全てがマペットで演じられている。

脚本は、イギリスの代表的なコメディグループであるモンティ・パイソンのメンバーであるテリー・ジョーンズ
※テリー・ギリアムではない・・・

尚、製作総指揮は「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス
ジョージ・ルーカス - Wikipedia

↑まさに1980年代当時を代表する最先端のプロが作ったファンタジー映画ということになります・・・


ラビリンス/魔王の迷宮 - Wikipedia
wikipediaによると『ラビリンス/魔王の迷宮』はその世界観にマウリッツ・エッシャーおよびマグリットの影響を受けている。らしい・・・
マウリッツ・エッシャー - Wikipedia
1000ピース 上りと下り 61-223
『だまし絵のエッシャー』→映画の最後の方に主人公サラと魔王ジャレスがまさに錯視の階段で出会うシーンがあります・・・
ルネ・マグリット - Wikipedia
エッシャーの影響はわかるけど、マグリットの影響はどのあたりのシーンだろう?


ママハハ(mamahaha)=父の妻であるが、実母や養母でない人・・・


親とうまくいかない(現実世界でストレスを抱えた)子供たちは物語の世界に没頭しがちである・・・
中2病&オタク趣味のサラ15歳(ジェニファー・コネリー)
多感な時期ゆえにダレもが持っていた?ヒロイン・ヒロー願望・・・
物語(虚構)の中のセリフを恥ずかしげもなく現実でつぶやいてみたりする・・・


この~映画・・・話の展開がとても急です(「テンポが良い」という言い方もできますが・・・)
気づいたらもう主人公は魔王ジャレスの世界・迷宮ラビリンス(虚構の世界)に居ました・・・現実と虚構がない交ぜになった世界・・・←どうしてそんなことになっているのか?そのことについて特に説明はない・・・
※映画「ネバーエンディングストーリー」でも最後の方で
現実と虚構が入り混じっていましたが・・・この映画はいきなり冒頭の方でそうなって、そこから物語りがスタートします・・・


CGより人形ぬいぐるみを駆使した古典的な特撮の方が観ていて面白くて楽しいと、そう思いました・・・
とても温かみがあってキャラの表情がイキイキしていると・・・
(↑・・・自分で言っていて「ありがちな言い方」で「陳腐なセリフ」っぽい感じもするんだけど・・・)
この映画を観ていると本当にそう思ってしまいます・・・
登場してくる人形?キャラクターに魂が宿っているような感じが本当にするのです・・・マペットに温かみを感じる・・・なんなんだろうか?この不思議な感覚は・・・


魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)をはじめて見たとき→髪型が歌舞伎の鏡獅子っぽいなぁと思いました・・・目の周りのメイクも歌舞伎のそれっぽい・・・日本の影響を受けていると感じました・・・ただ、正直あまりこの髪型と衣装、カッコイイと思わなかったんだよなぁ~


魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)の着ている衣装が微妙にダサイというか・・・
はいているズボンがタイツっぽいやわらかい素材だから・・・
非常に無防備というか・・・股間のモコっと膨らんでいる部分にどうしても目がいってしまいます・・・これはこれで狙っているのだろうけど・・・


昔、この映画に出てくるような巨大迷路(アトラクション・遊びスポット)へ行ったことがあるのですが、たいして面白いと思いませんでした・・・(←個人の感想です。)


ラビリンスの迷路の壁←よじ登れそうだけど・・・


サラに名前を間違えられて
ホグル「わしはホグルだ」
ホグル←いちいち名前を間違えられるネタ(みんなから何度も間違えられる)・・・ドラマの「リーガルハイ」でもありました・・・この映画が元ネタだろうか?


毛虫(芋虫)「なんでも決め付けちゃいけないってことさ」
↑良いセリフです・・・
アルベルト・アインシュタインの格言を思い出しました・・・↓
《常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。》
Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.


Magic Dance / David Bowie
Magic Dance E.P.
Magic Dance E.P.
魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)が「マジックダンス」を歌いゴブリン達がリズムに合わせて踊るシーン・・・

画面のすみっこの方にいるゴブリン達(マペット)に注目してみる・・・
・・・あきらかに糸でつられている動きをしているものが居る(笑)人形丸出し・・・一方、中に人が入っているようななめらかな動きをしているもの居る・・・
それにしても本当に画面が賑やかだなぁ~・・・楽しい映像です。

今(現代)ではこういう映像を創る方が逆に難しそうです。
(人形を創るお金と職人が必要・・・CGの方が低コストで簡単)


ラルフ&ロルフ・・・迷路のゲートキーパーである双子の怪人。トランプの絵札のような姿をしており、片方が常に真実を、片方が常に嘘をつく。
青い方「ことわっとくが、一人は常に真実を話し、もう一人は嘘しかいわない」
サラ「彼に聞いたら城に行くのはこっちって言う?」
赤い方「イエス」
サラ「それなら正しいのはもうひとつのドアでこっちは死をもたらすわ」
↑頭が混乱してにわかには理解できませんでした・・・
図解にして理解しようとしたんですが、途中であきらめました。
正直:うそつき だった場合・・・
うそつき:正直 だった場合・・・


井戸?落とし穴の側面から無数の手が生えている・・・
↑なかなか気持ち悪い映像です・・・
それらの手が目鼻口のような形を作ってそれぞれを合体させて顔としてしゃべる演出・・・←古典的だけど非常におもしろい。発想がすごいと思いました。
※デビッドボウイのPV『The Jean Genie』でのあるシーンを思い出しました・・・手でメガネ?仮面のような形を作るシーン・・・発想が似ていると思いました・・・


プラスチックのブレスレッドをほしがるホグルが可愛い。


ドアが右に開くか左に開くかで出る場所が違う・・・おもしろい発想です・・・


映画を途中ぐらいまで観終わった時にふと思いました・・・↓

なんだろうかこの安心感は?
なんというかこの映画、あたたかくて安心して観ていられるのです・・・

きっと赤ちゃんはサラの手に戻るだろうし・・・
魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)がそんな悪質な行為をするわけがないし・・・
ジェニファーもなんとなくおっとり・のんびりしているし・・・
登場するゴブリン達キャラクターもみんな可愛くて面白い奴ばかり・・・

もしかして悪人が一人も出ていないんじゃないか?

独特の安心感を与えてくれる世界観だということに気づきました。
そして知らない間に自分がほっこり癒されていることに気づきました。


サラに『友達』と言われてまんざらでもない表情をしているホグルが面白かわいい。


火狼(ファイアリー)・・・名前は小説から。手足、眼球などが取り外し自在の怪物でルドとはぐれたサラの前で奇怪なダンスを踊る。
ファイア・ギャング
ピンク色のおもちゃモーラー見たいなやつが歌って踊るシーン・・・
合成まるわかりの映像でした・・・←さすがにここの技術はショボかった・・・これが当時の最新技術なんだから仕方がないのですが・・・

オチで、サラがファイア・ギャングの頭をとって放り投げるという鬼ちくの所業・・・おもしろかったです・・・


悪臭の沼
本当にくさそうです・・・
サラ「まるで・・・」←例えがでてこなくておもしろかった・・・こういう細かい所にセンスを感じます。


魔王ジャレスの命令でサラに桃を食べさせなければいけないホグル・・・だけどサラには食べさせたくない(葛藤)・・・とうとうサラが桃を食べる→幻想の舞踏会シーンへ・・・
デビッド・ボウイが歌う『As The World Falls Down』が流れる。
※私は何度もデビッド・ボウイのこの「as the world falldown」ミュージックビデオを見ました・・・
ボウイがホグルと一緒に女(恋人?)を待つという内容のミュージックビデオ・・・
私、個人的にはこのビデオに出ていた女の子の方がタイプなんです・・・
イイ曲です。ひさしぶりに『as the world falldown』を聞いて鳥肌が立ちました・・・


ジャンクレディ・・・ジャンクシティに住む、大量のがらくたを背負った女性。記憶を失ったサラに様々な宝物を渡し積み重ねて、ジャンクシティに留め置こうとする。
↑・・・このジャンクレディが何気に一番恐かったです・・・
ゴミ屋敷の住人っぽい(物に執着してしまう悪い時の精神状態みたいな・・・物凄い負のオーラを感じました)


ゴミの山の中に自分の部屋を見出すサラ・・・「あれは夢だったのかしら?」ベッドの上に靴のまま寝そべるサラ←日本人としては靴を履いたままベッドに・・・という行為に嫌悪感を覚えました・・・ついさっきあのくさい沼の水が靴底に染み込んだところだろうに・・・どうして外国人は靴を脱がないのだろうか?


ドアが合わさって鉄人ロボット(鎧)みたいなのが襲ってくるシーン・・・
(面白い発想です)
アンブロシウス(アンブローシャス・・・サー・ディディモスの愛馬ならぬ愛犬。とても臆病でディディモスを見捨てて逃げ出すこともしばしばある。)・・・見た目犬なのに「ひひ~ん」と馬の鳴き声を出して逃亡する。ビビッて震えまくるアンブロシウスが面白い・・・


ルードの雄たけびで岩がたくさん集まってくる
ルードってこのラビリンス世界でどういう立場(存在)なんだろう?
とりあえずルードを助けておいて本当に良かった・・・
ルード無双!ルードのおかげでゴブリン達を圧倒・・・完全勝利してしまう。
転がる岩がどう見ても→質量が軽い(笑)
発泡スチロール製だろうか?
※『水曜スペシャル 藤岡弘、の探検隊シリーズ』を思い出しました。同じく巨大岩が転がり落ちてくるシーンがありました・・・あの岩も重量が軽そうだった(笑)・・・


城の門の前に牛乳瓶みたいなのが2つポツンと置いてあったのが面白かったです・・・ネタがこまかい。


■マウリッツ・エッシャーの錯視絵、騙し絵の世界
マウリッツ・エッシャー - Wikipedia
『階段の家』の実写化(映像化)です・・・
いよいよクライマックスです。
 (このあたりでだんだん私は→)魔王ジャレスが可哀想になってきました・・・
元はと言えばサラが「お願い・・・今すぐこの子をどこかへ連れ去って」って言ったのが始まり・・・(その言葉通りにジャレスは動いただけです)
 いいように少女(15歳)にもて遊ばれている中年オヤジの悲哀を感じました・・・
魔王ジャレスはトビーにも決して虐待等の悪さをしていません・・・
《ぜんぜん悪い奴じゃないという設定がデヴィッド・ボウイのイメージにマッチしていると思いました》
せっかくカマってちゃんのをかまってあげたのに・・・
「あなたには支配されない!」
↑このセリフを言われて、簡単に敗北する魔王ジャレス・・・
おいおい・・・ほんとうに無力です。


トビーにお気に入りのクマのぬいぐるみをあげるサラ・・・
「あげるわ・・・ランスロット(クマのぬいぐるみ)はもうあなたのものよ」
今回の冒険(もしかしたら妄想)のおかげで大きく成長したサラ・・・
めでたしめでたし。


ラスト・・・
鏡の台の上にジャレスのフィギュアがある・・・

サー・ディディモス「姫よ忘れるなかれ・・・必要な時は・・・」
ホグル「そう必要な時は、たとえどんな理由があろうと・・・」
サラ「あなたが必要なの・・・なぜかわからないけど・・・これから先も時々・・・理由なんかなくたって・・・いてほしい・・・みんなにね」
↑いいセリフだなぁ・・・いつまでも子供心を大切にする・・・

「だったら早くそう言っておくれよ」
みんなが登場!(みんな遠慮してたのか・・・)
というかジャレスの手下(敵だったゴブリンやファイアーギャング)も一緒に混ざっている?←なんとも懐の深さを感じさせます・・・

みんなでわちゃわちゃ、わーわー大騒ぎ。それにしても賑やかな画面です・・・
80年代っぽい終わり方だなぁと思いました。

独り部屋の外・・・魔王ジャレスのふくろうはクリスタルムーンへと飛び立ってゆく・・・

楽しかったです・・・なんて良い映画なんだろう・・・

この映画を今オールCGでリメイクしたら、どんな感じになるのだろうか?・・・とふと思いました。
きっとこんな温かみのあるキャラクター(生命)は生まれないんだろうなぁ・・・

大泉洋・戸田恵梨香・満島ひかり主演映画『駆込み女と駆出し男』の感想メモ

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『駆込み女と駆出し男』
監督:原田眞人
脚本:原田眞人
原案:井上ひさし『東慶寺花だより』
製作:榎望、升本由喜子、住田節子
製作総指揮:大角正
音楽:富貴晴美
【出演者】大泉洋戸田恵梨香満島ひかり、内山理名、陽月華、キムラ緑子、木場勝己、神野三鈴、武田真治、北村有起哉、橋本じゅん、山崎一、麿赤兒、中村嘉葎雄、樹木希林、堤真一、山崎努
(2015年5月16日公開 松竹)
駆込み女と駆出し男 - Wikipedia
井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を原案とした映画作品。江戸時代、幕府公認の縁切寺とされた東慶寺を舞台にしている。
ネタバレします
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映画を見終わった直後は→とりあえずハッピーエンド?ということもあって、それなりの爽快感を覚え、なかなか面白い映画だったなぁ~と一応は感心したのですが・・・ただ観ている最中はわりと疲れたというか退屈したというか、(あまりワクワクするような展開もないので)けっこうダレました・・・


映画の中盤ぐらい・・・この物語は一体何が言いたいのか?よくわからない映画だなぁと思いながら観ていました・・・
何が目的(主題・テーマ)なのかがよくわからなかったです。
前情報一切なしの状態で観たのですが・・・
主人公は大泉洋なのかそれとも満島なのか?戸田なのか?
東慶寺を舞台にした当時の世相(出来事)がテーマなのか?
結局、恋愛映画だったのか?

最初は溝口健二監督映画的などん底不幸女をメインにおいた悲しい映画なのかなぁと予想していたのですが・・・
その虐げられた女の悲しいエピソードを→戯作者見習いの大泉洋がひとつの物語にまとめあげ→出版→江戸で大ヒットさせるみたいなそういうおはなしだと思っていたんだけど・・・全然違いました・・・

なんか取り留めの無い物語というか・・・
原作の『東慶寺花だより』という若干ほんわかしたタイトルが、まさにしっくりくる内容のおはなしでした。
東慶寺花だより (文春文庫)
東慶寺花だより (文春文庫)


東慶寺ってなんだかまったりのんびりしていて良い所だなぁ~と思ってしまいました。非常に恵まれた環境なんじゃないか?
自然に囲まれているし、わずらわしい世俗から守られている感じもするし、ある意味楽園・・・
それほど悲壮感がある人もいないし、みんな和気藹々楽しそう・・・


ニコニコ生放送で岡田斗司夫がこの映画が面白かった的なことを話していて・・・それでこの映画を観てみようと決心しました。岡田斗司夫はそれまで大泉洋のことをあまりよく知らなかったらしいのです・・・この映画での大泉を見てなかなかやるなぁとある一定の評価をくだしたらしい。
私は一応、10年以上前から水曜どうでしょうのファンなので、大泉洋に対してこいつ何者だ?とか嫌悪感(苦手意識)とか、そういう感じの感情は一切持ち合わせていませんでしたが・・・
自分はこの映画における大泉洋って、そんなに良かったかなぁ?と・・・どのヘンを良く感じたのだろう?と・・・岡田斗司夫の発言「大泉なかなかやる」をちょっと不思議に感じてしまいました。

別に大泉洋の役どころ、演技等、全然悪いとは思いませんでしたが・・・岡田斗司夫がどこを見て大泉洋を良いと思ったのかがイマイチよくわからなかったのです・・・

↑・・・もしかしたら『水曜どうでしょう(バラエティー番組)』での大泉洋のイメージが邪魔して、大泉の芝居というか役柄・人物をあまり良いと(私は)感じなかったのかもしれません・・・

『水曜どうでしょう』を観ていると→どうしても大泉洋に馴染み(身内意識)を持ってしまうので、
その大泉洋が芝居(100%嘘のつくった表情)をすると、ヘンに白々しく感じてしまうのかもしれません・・・
どうでしょうのむきだし生のイメージが無意識で邪魔しているというのはあると思います・・・
水曜どうでしょう コンプリートBOX Vol.1 [DVD]
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大泉洋(中村信次郎)
なんというか・・・駆出し男というわりに駆出し感(若い未熟な雰囲気)がちょっと足りないような・・・そんな感じがしました・・・
あと5年ぐらい大泉洋が若ければ・・・もっと役にマッチしていたんじゃないだろうか?と思いました・・・

あと、顔(容姿)が若い頃の欽ちゃん(萩本欽一)にめちゃめちゃ似ていると思いました。
天才コメディアンみたいな雰囲気(オーラ)がある容姿だと思いました・・・
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この大泉洋演じるところの中村信次郎というキャラの性格がイマイチよくわからない・・・と思ってしまいました。

できる男なのかできない男なのか?
無職なのか?働いてるのか?
短気なのか、穏やかな気性なのか?
本当によくわからない・・・

オープニングの大泉洋(中村信次郎)が初めて登場するシーン
鼻歌を歌いながら路地裏を歩いている(妙にしたり顔の大泉)
質素御倹約之儀の立て札掲示
「楽しい事は全部悪いことかい!?」
と大通りで叫んで役人に追っかけられる・・・(なんと大胆でやんちゃな性格)
この冒頭のエピソードとタイトルの駆出し男から・・・↓
私はてっきり大泉洋(中村信次郎)のキャラは『遊び人』だと思ってしまったのです・・・

↑・・・だけど実際は違いました。映画を最後まで観るとわかりますが所謂『遊び人』ではないです・・・

風呂場で馬琴先生の悪口をいう男とケンカする中村信次郎・・・
沸点が低いというか、キレる理由もよくわからない・・・(馬琴のためにキレたんじゃなく「とんちきはっつけ」のワンフレーズを言われてキレる・・・)
我慢に我慢を重ねてキレたという感じでもないし、本当に気が短いと思いました・・・

おせんを取り戻しに来たヤクザもん相手に口からでまかせハッタリをかますシーンも
普段大人しい人間がアレをやるからギャップが出て面白いわけで・・・オープニングでいきなり集団の中でひとり大声で文句を言ったり、風呂場でケンカするような奴がアレをやっても効果半分だと思ってしまうのですが・・・

キスシーンもなんだかなぁ~と思いました。
↑『わざとらしい』と思いました。
いかにも奥手な感じを演じてますよ~と・・・ていうか好き同士がやっとキスしたぁ~みたいな感動が全然なかったのだけど・・・(微笑ましいシーンではあるが)いまいち盛り上がらない・・・

鯵売りの女おみつ(姉)と感動の再会シーン
雪の中で3人泣きながら抱き合ってる姿を遠目で見守りながら・・・↓
よく聞き取れない日本語の歌を大泉洋が歌出だす(これでもかと『ええ顔』をしながら・・・)・・・???

普通歌うかね?(と、つっこみを入れてしまいました)・・・もらい泣きはするかもしれないし、辛かった日々に共感してぐっとシブい表情をして遠くから見守ることはあるかもしれないけど・・・歌うかね?
↑これは演出の問題かもしれないけど・・・

中村信次郎という人物←ちょっとよくわからないと思いました。イマイチ馴染めないキャラだなぁと思ってしまいました。


冒頭の川のシーン(船から荷降ろしをしているシーン・・・)
ここが異常に美しかったのですごく印象に残っています・・・どこで撮影したのだろうか?こんな見事な時代劇空間(映像は)なかなかないんじゃないだろうか?

あと東慶寺の雨水のしずくでできた緑色の植物(コケ?)の穴・・・すごく良いと思いました。


馬琴先生のくだり・・・
みんながご飯をたべながら楽しそうに話す馬琴先生の話がどうでもよすぎてちょっとシラケました・・・なんだかわざとらしいし団欒・・・さぞ面白い話をしているみたいな雰囲気作り(演出)がちょっとイヤでした。
↑・・・このシーンを観ている時、ラストシーンで馬琴先生が登場すると全く思わなかったので、本当に蛇足な場面だなぁと思ってしまっていました・・・
曲亭馬琴 - Wikipedia
南総里見八犬伝 - Wikipedia
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馬琴さんは窓の外の赤い柿を見ていた?
寂滅(じゃくめつ)の景色
じゃくめつ 【寂滅】
1、煩悩の境地を離れて、悟りの境地に至ること。悟りの境地。


背中に浮世絵の絵を描かれている女の人は・・・
浮世絵の芸妓=澤村レイコなのか・・・
なんか浮世絵の絵柄が微妙だなぁと思ったのですが・・・
もうちょっとゴージャスな(緻密な)絵柄にすればよかったのに・・・


現代語と古語が入り混じったセリフが多いためか、
にわかにセリフ(時代劇ならではの古い日本語部分)が頭に入ってこない・・・
何を言ってるんだ?そう思う場面がけっこう多かったように感じました。
慣れてくると何を言っているのかわかってくるんだけど→時代劇あるある(私はよく時代劇を観るのでよく経験するのですが・・・聞き取れないものは聞き取れないとあきらめて雰囲気だけ楽しむことにしています→その方がストレスを感じなくてすむ・・・)


満島ひかり(お吟)
日本橋の金物問屋 堀切屋三郎衛門の妾(めかけ)
めかけなの?お吟・・・
もう5年ぐらい歳をとった満島ひかりでこの役を見たかったなぁと思いました・・・
この役を演じるには少し若すぎるような・・・そんな気がしました。

私が最初に満島ひかりを知ったのは『愛のむきだし』という映画でした。←あの映画を観てこの女優さんは他とはちょっと違うオーラのある女優さんだなと思いました。
愛のむきだし [DVD]
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満島ひかり・・・顔小さい、首太い。


堤真一(堀切屋三郎衛門)「いきは吉原女郎衆を褒めちぎる時の言葉だ」
↑本当なのか?・・・初耳でした・・・
いき - Wikipedia
江戸時代後期に、江戸深川の芸者(辰巳芸者)についていったのがはじまりとされる。身なりや振る舞いが洗練されていて、かっこうよいと感じられること。(←なるほど・・・本当だ・・・)

大泉洋(中村信次郎)「あだっぽさ・・・あだにこだわっている」
「あだ・・・あだばなのあだ・・・咲いて散って・・・」

あだばな【徒花】
実を結ぶことなく、はかなく散り去る花

いや、それにしても・・・大泉洋(中村信次郎)から『お吟が東慶寺に駈込んだ本当の理由』を聞くまでの堤真一(堀切屋三郎衛門)の疑いぷり&激怒ぶりが凄まじすぎて・・・若干「う~ん・・・」ってなってしまうのですが・・・(信頼関係はなかったのかと・・・)


戸田恵梨香(じょご)
う~ん、冒頭あたりの東慶寺に駈込む前、虐げられて絶望していた時の演技(顔の表情)がちょっと違うような気がしました・・・↓
もっと表情がシンデいてもいいような・・・
悲しみ、メンヘラ臭、絶望感がまったく足りていないような・・・
なぜか目がキラキラしているのです。ぶっちゃけ普通に可愛い、キリっとしている・・・←めちゃくちゃ違和感を覚えます・・・
戸田恵梨香が中森明菜(90年代はじめぐらいの時期の)に見えました(似てるなぁ~)

戸田恵梨香(じょご)が東慶寺で仲間に頭突きをかまし、薬草畑でメモを取るシーンを見て・・・宮廷女官チャングムか?っとつっこんでしまいました・・・(じょごの立身出世物語?)

いつもいつもありがとう
べったべった だんだん

※いつも=べった だんだん=ありがとう 出雲地方の方言(島根)らしい・・・


メリケンサック・・・カイザーナックル
ナックル ゴールド
↑中学生の頃めちゃくちゃほしかったのを思い出しました・・・
「リングにかけろ」というボクシングの漫画があって、それを中学のころ全巻友達から借りて読んだのですが→その漫画にメリケンサックが出てくるのです。主人公がこれを使ってコンクリートの電信柱をパンチでボキッって二つに折っていました・・・(←若干、記憶があやふやですが・・・)
リングにかけろ 全15巻 (コミック文庫)
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武田真治(重蔵)・・・イイキャラクターだなぁ~と思いました。
気の小さいろくでなしの男を見事に演じています。
映画の終盤・・・この男が見事に公正してしまっていることになんとも言えない違和感を覚えました・・・
こういうキャラの男って公正することあるのかなぁ?
(現実では)ずっとクズのままだと思うのですが・・・じょごに付きまとうストーカー状態になって大泉洋との幸せな生活を潰しにかかる展開はないのか・・・


戯作 - Wikipedia
戯作(げさく、ぎさく、けさく、きさく)とは、近世後期、18世紀後半頃から江戸で興った通俗小説などの読み物の総称。戯れに書かれたものの意。明治初期まで書かれた。戯作の著者を戯作者という。


五辛(ごしん)五葷(ごくん)
にんにく にら ねぎ あさつき らっきょう
五辛酒魚禁止の二年


「労咳(ろうがい)には朝鮮人参と陳皮(チンピ)を煎じた養栄湯(ようえいとう)が一番です。」
結核 - Wikipedia
日本では、明治初期まで肺結核は労咳(癆痎、ろうがい)と呼ばれていた。


はちみつ浣腸・・・
「やってください!」
でも見てはいけません
まさかあんなボケが待っているとは・・・
普通に笑ってしまいました・・・
「そこ違う」
コントだった・・・


東慶寺に進入したならず者・田の中勘助(松岡哲永)を最後やったのはじょご(戸田恵梨香)なのか?
なんでじょごが仕留める脚本になったんだろう?
内山理名(戸賀崎ゆう)があだ討ちとして、矢を射れば良かったのではないか?
そうすると話としてうま過ぎるからだろうか?(←どっちでもいいといえばどっちでもいいけど・・・)


ラスト
馬琴「今度はどんな男だい?」
じょごは男ができるたびにここへ連れて来ていたのか?
余計な事を言う馬琴・・・
じょご「強味(きつみ)と渋味(しぶみ)はちょんぼしだけど、素敵(の?)な男です
↑・・・なんとこの最後のフレーズがオリジナル・サウンドトラックのタイトルになっている・・・↓
強味と渋味はちょんぼしだけど、素敵な男です
強味と渋味はちょんぼしだけど、素敵な男です
「駆込み女と駆出し男」オリジナル・サウンドトラック 富貴晴美


今、無料動画 GYAO!というサイトで、『駆込み女と駆出し男』を監督した原田眞人氏の作品『突入せよ!「あさま山荘」事件 (2002年 日本)』を無料で観ることができます。
http://gyao.yahoo.co.jp/ct/movie/
配信期間:2016年2月12日~2016年3月11日

昭和の特撮テレビドラマ・スーパー戦隊シリーズ第3作目『バトルフィーバーJ』第1話の感想あれこれ

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バトルフィーバーJ Vol.1 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.2 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.3 [DVD]
バトルフィーバーJ Vol.4 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.5 [DVD]超合金魂 バトルフィーバーロボ

特撮テレビドラマ
バトルフィーバーJ
1979年2月3日~1980年1月26日(全52回)土曜日放送 18:00~18:30(30分)
制作局:テレビ朝日
監督:竹本弘一 他
原作:八手三郎
脚本:高久進・他
【出演者】谷岡弘規、伊藤武史、伴直弥、倉地雄平、大葉健二、ダイアン・マーチン、萩奈穂美、東千代之介、他
ナレーター:大平透
バトルフィーバーJ - Wikipedia
★『バトルフィーバーJ』(バトルフィーバー ジェイ)は、1979年(昭和54年)2月3日から1980年(昭和55年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜18:00~18:30(JST)に全52話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第3作目に当たる。
スーパー戦隊シリーズ - Wikipedia
ネタバレします
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★東映特撮YouTube Official
https://www.youtube.com/channel/UCEbPgdUbZgme40WpYmR0ocA

※ちょうど今(2016年2月)、東映特撮のYouTube公式チャンネルにて第01話が無料で公開されています。
最初の10分ぐらいを観てつまらなかったら→観るのをやめればいいぐらいの軽い気持ちで観始めたのですが・・・面白すぎて最後まで観てしまいました。

バトルフィーバーJ 第01話[公式] part1
https://www.youtube.com/watch?v=ses3lJqI2n4

※「バトルフィーバーJ」の存在は一応知っていましたが、子供の頃にリアルタイムで観ていたわけではないので、キャラに対してはあまり懐かしいとかそういう感情は芽生えませんでした。(昭和丸出しの映像表現とか画質とか演出等々に関してはかなり懐かしさを覚えました・・・)


オープニングの歌「バトルフィーバーJ」
インパクトがあってノリノリでカッコイイ曲です。
ひとつひとつのカット・映像にこだわりと熱意を感じます。どれも簡単に撮れる映像じゃない・・・一瞬しか映らないカットなのにそれなりの時間とお金をかけて撮影しているというのがよくわかります。

オープニングの歌、バトルケニア(曙四郎:大葉健二)がターザンみたいな格好で街中を子ゾウを連れてパイナップル食べながら歩いてるシーン←無理矢理感が半端ないです。今となってはもはや何がコンセプトなのか(何が良いのか?)・・・訳の分からないシーンです・・・
↑でもこういうキャラクター(イメージ)が昔(この当時)流行っていたのを子供ながらに覚えています・・・
「クロコダイル・ダンディー」とか「伊賀野カバ丸」とか「ムツゴロウ」とか・・・


バトルフィーバーJ第01話のタイトル→突撃!!球場へ走れ
↑・・・タイトルがヒド過ぎると思うのですが・・・第01話全部観ましたが・・・そこをクローズアップする?みたいな・・・まじでなんでこんなあさっての方向のタイトルになったのか意味不明です。「突撃!赤いコウモリ傘の女の正体は!?」とか「突撃!バトルフィーバー始動!」とかの方がまだましだと思うのですが・・・
もしかしたら当時はサッカーより野球が子供達に(大人たちにも)人気があったからそれでこのタイトルをつけたのかも?・・・いや、よくわかりません・・・


「重大事件発生ス、直ちにバトル フィーバー集合セヨ」
↑・・・なんで「バトルフィーバー」召集の号令がレンタカーの請求書に書いてあるのか?・・・しかもそれを子供から素のまま手渡されるという(封筒とかには入っていない・・・)


な、なんと・・・ビックリしました。
私が大好きな東千代之介が出演しているではないか!?
倉間鉄山(東千代之介)
最初このチョビ髭のおじさんは一体何者だ?最高司令官というわりには顔に厳しさがないし(奇麗すぎる)・・・チョビ髭もなんだか不自然で胡散臭い雰囲気を醸し出してるし・・・なんとなく特撮ドラマの場にそぐわない妙な違和感を覚えていました。
まじまじと顔を見ていてふいに気づきました。「あれ?もしかして?」
場にそぐわないのもそのはず、この人はかつて東映時代劇の二枚目スターだったお方だ。他の出演者達とは実績(格)が違うし、よくもわるくも日本舞踊の家元なので品が良すぎるのです・・・

私が東千代之介を知ったのは2000年代はじめごろ?でした。(リアルタイムでは全く知りません)たまたまBSで放送していた映画『新諸国物語 笛吹童子(1954年) 』『新諸国物語 紅孔雀(1954年 - 1955年)』等々に出演している東千代之介を観てファンになったのです・・・
東千代之介―東映チャンバラ黄金時代新諸国物語 「笛吹童子」 [DVD]
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東千代之介 - Wikipedia
なぜ私が東千代之介を好きになったか・・・↓
東千代之介が持っている雰囲気が好きだったのです。
上品であまりガツガツしたところがないやさしそうな二枚目。
良い人そうなイメージ。穏やか温厚そう・・・
まあ演じている役柄や立ち居振る舞い等から勝手に人格をイメージしていたわけですが、
wikipediaを見てみると実際の(プライベート時の)東千代之介←本当に良い人だったみたいです・・・
《常に腰が低く、子供を含めたファンやスタッフへも親切かつ丁寧に対応する常識人であり、結婚後は善き家庭人でもあった。》
まあwikipedia情報があてになるかはちょっと置いておきますけど・・・なんとも嬉しくなる情報です。


謎の組織エゴス
現代の科学を超えた科学を崇拝する秘密結社!
「世界に頻発する事件の裏には必ずエゴスの手が蠢いている・・・」
一瞬なんだけど数カット戦争の写真が映るシーンがあるのですが・・・これは本物の戦争写真なんだろうか?
今現在なら考えられない演出だなぁ・・・と思いました。
子供向き番組にしては生々しすぎる・・・


バトルフィーバーの秘密兵器・・・
バトルフィーバーロボ完成まじか!
超合金魂 バトルフィーバーロボ

基地内の工場?っぽい場所で倉間鉄山将軍が秘密兵器のバトルフィーバーロボが近々完成することをみんなに知らせるシーン。
この場面の特撮映像がなかなかリアリティーがあって良かったです・・・
横に動くクレーン(?)が地味に良い・・・
人間がロボを見上げる構図の映像と、ロボが上から人間を見下ろす構図の映像・・・
本当にそこに巨大ロボが存在しているような感覚を覚えました。


■倉間鉄山バトルスーツを着ると能力がアップされる
↑・・・なんだろうか?このざっくりとした説明は(笑)
「君たちはそれぞれ踊りの名手だ踊りのテクニックを戦いにいかし秘密結社エゴスを倒すのだ!」

え?
バトルフィーバーって踊りの戦隊だったの?
・・・・知りませんでした。
フィーバーってもしかして映画のサタデー・ナイト・フィーバーのフィーバーから来ているのだろうか?
サタデー・ナイト・フィーバー - Wikipedia
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映画の日本公開が1978年7月15日だから・・・時期的にはバッチリあってる・・・まさか・・・

バトルスーツを初めて着てテンションの上がった5人が鉄山を無視して狭いスペースで踊るシーン・・・
ぎこちない踊り・・・(地団駄を踏むような踊り・・・下手?)
なんなんだこの面白い演出は・・・もはやコント。
↑・・・笑ってしまいました。


バトルコサックってなんでコサックだけ国名じゃないのだろう?
ユーラシア代表の戦士らしいが・・・バトルソレンではダメだったのか・・・?
Yahoo!知恵袋で同じ質問をしている人がいましたが・・・←回答がいまいちしっくりこないなぁ~


ミスアメリカってなんで仮面(硬い素材)の上に髪の毛・ヅラ(やわらかい素材)を生やしちゃったんだろうか?すごい違和感(不自然さ)を覚えるのですが・・・
可愛くもないし格好良くもない・・・
これ以降も以前もスーパー戦隊シリーズでは仮面に髪の毛が生やしているヒロインキャラクターが存在しないということは、この造形はあまり人気なかったのかな?
インパクトはあるんだけど・・・


バトルケニアの踊りがコントみたいな動きで地味に面白い・・・


バトルフランスの踊りって←スペインのフラメンコっぽいんだけど・・・「???」


バトルジャパンの戦闘シーンで重なってくる踊り映像が・・・←まさかの空手?(踊りじゃないし・・・)
なんで日本舞踏にしなかったのか?東千代之介(倉間鉄山将軍)は日本舞踊若菜流の家元なのに・・・


BF(バトルフィーバー)の人文字(笑)・・・当時の子供たちにはカッコ良く見えたんだろうか?・・・Jの文字は省略?


コウモリ怪人
「右大臣サモテカの流れをくむコウモリ怪人」
どのへんがコウモリなんだろう?コウモリっていうより顔の形がゾウとか蝶々っぽい・・・黄金の仮面が大きく左右に開いているようなデザイン・・・ただミサイルを受けるためだけに登場してきたと言っても過言ではない怪人・・・


ペンタフォース!!
ミサイル2発発射(発射するまでの段取りがイマイチスタイリッシュじゃないなぁ~)


赤いコウモリ傘の女(暗殺者:鹿沼エリ)が、持っていたコウモリ傘をバトルフィーバー目掛けて投げつける↓
バトルフィーバー伏せろ!
伏せろ!っていうぐらいだからその傘はバトルフィーバーの頭上を越えて大きく彼方へ飛んでいくんだろうなぁ~と思っていたら→バトルフィーバーのほぼ目の前・足元(30cmぐらいところ)に落ちて、そして大爆発する・・・直撃じゃねーか・・・

爆笑しました。
このシーンは見る価値あります。
面白すぎる。

直撃でも何事もなかったかのように次の戦闘シーンが始まる・・・さすが昭和です。


戦ってる時の映像のブツ切り編集がちょっとしつこいと感じました・・・くどい・・
なんとなくYOUTUBERの編集みたい・・・


敵幹部ヘッダー指揮官の映像の差し替えについてwikipediaに詳細が載っています・・・↓
バトルフィーバーJ - Wikipedia
今でいう清原和博、田代まさし状態・・・?
ヘッダー将軍は逮捕されて→Youtubeにアップされているのは差し替えられたバージョンみたいです・・・(しみじみ)
潮建志(うしおけんじ)→石橋雅史(いしばしまさし)


「バトルフィーバーJ」は音楽・主題歌がすばらしい!
当時の子供向け特撮ドラマのオープニングって必ずと言っていいほど
子供のコーラスが入っているのだけど・・・なんでだろうか?
なんか親近感が沸いて視聴率が高くなるとかそういう効果があるのだろうか?

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> バトルフィーバーJ
★『バトルフィーバーJ』(オープニング)作詞:山川啓介 作曲:渡辺宙明 唄:MoJo、コロムビアゆりかご会、フィーリング・フリー

MoJo - ウィキペディア

・・・作詞:山川啓介?
山川啓介さんといえばあの『宇宙刑事ギャバン』の主題歌を作詞した作詞家さんです。
宇宙刑事ギャバン コンプリート DVD-BOX (全44話, 1080分) 東映 特撮アニメ番組 [DVD] [Import]
他にも沢山の大ヒット曲を作詞している超超超大御所です。
山川啓介 - Wikipedia
★他に作詞した曲・・・↓
矢沢永吉『時間よ止まれ』『チャイナタウン』、岩崎宏美『聖母たちのララバイ』、ゴダイゴ『銀河鉄道999』(作詞:奈良橋陽子と共同)郷ひろみ『哀愁のカサブランカ』等々・・・
これだけのヒット曲を量産できるとは・・・あっぱれと言わざるおえません。

★『勇者が行く』(エンディング)作詞八手三郎 作曲:渡辺宙明 唄:MoJo
八手三郎 - Wikipedia
この『バトルフィーバーJ』の原作者でもある八手三郎さんが作詞をしています。

八手三郎(やつで さぶろう・はって さぶろう)といえば、あの『超人バロム・1』のオープニング「ぼくらのバロム・1」(歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会)を作詞した天才作詞家さんです。
※いまだにルーロルロロの意味がわからない・・・
超人バロム・1 VOL.1 [DVD]

実は八手三郎という名前は共同ペンネーム(東映テレビ事業部/現在は機構改革により映像本部テレビプロデューサー集団の共同ペンネーム。1976年あたりから東映テレビ部を指す名称となる)であって、単独の個人(自然人)の名義ではないのです・・・
平山享(ひらやまとおる)・・・もともと八手三郎は平山亨(東映テレビ部プロデューサー)のペンネームであった・・・
平山亨 - Wikipedia
※↑平山さんは映画『新諸国物語 笛吹童子シリーズ』『新諸国物語 紅孔雀シリーズ』で助監督をやっていたみたいです。ここで東千代之介さんにつながりました!

作曲:渡辺宙明(わたなべちゅうめい)
渡辺宙明 - Wikipedia
『バトルフィーバーJ』のオープニング・エンディングとも作曲している作曲家さんですが、こちらもwikipediaを見て関心しました。←その(私が知っている歌の)作曲数の多さに・・・宇宙刑事ギャバン、マジンガーZ等々特撮ドラマからアニメ、映画まで幅広く・・・

私(私たち)は山川啓介、八手三郎、渡辺宙明の作った音楽を聞いて育ったんだなぁ~(しみじみ)


★『バトルフィーバーJ』つっこみどころ満載!とても楽しい昭和の特撮テレビドラマです。おすすめ!

タモリ倶楽部『ネパール人が急増!新大久保はリトルカトマンズだった!? 』の感想メモ

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タモリ倶楽部
『ネパール人が急増!新大久保はリトルカトマンズだった!? 』
 2016年2月26日放送
【番組内容】
「ネパール人が急増!新大久保はリトルカトマンズだった!?」毎度お馴染みと言う決めセリフで始まる元祖脱力系番組!コリアンタウン新大久保ネパール化?ネパール人徹底調査
出演者
タモリ、木本武宏(TKO)、大宮エリー、安齋肇(ソラミミスト)
タモリ倶楽部 - Wikipedia
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]

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★新大久保に急増するネパール人・・・
彼らはいったいなぜこの地にやって来るのか?
今夜はその実態にせまる。


D29 地球の歩き方 ネパールとヒマラヤ 2013~2014 (ガイドブック)
D29 地球の歩き方 ネパールとヒマラヤ 2013~2014 (ガイドブック)

カトマンズ - Wikipedia
※カトマンズはネパールの首都で最大の都市である。


ネパール雑貨店『Barahi(バラヒ)』
※カレー(スパイス)のニオイがする雑貨店の2階にはネパール居酒屋『モモ』がある・・・

『バラヒ』と『モモ』のオーナー
ブサン・ギミレさん、と
デヴィ・ギミレさん(奥さん)
この2人が新大久保リトルカトマンズ化の立役者。

「ナマステ~」
ナマステ - Wikipedia
※ナマステは、インドやネパールで交わされる挨拶の言葉である。
会ったときだけでなく、別れの挨拶もナマステである。

ブサン・ギレミさん情報・・・新大久保のネパール人は現在(2016年)少なくとも2000人
バラヒ開業(2008年)以降、(当時200人ぐらいだった)新大久保周辺のネパール人が10倍に膨れ上がったそうです・・・

新大久保に出店した理由
アジア各国の雑貨・飲食店はあったがネパールの店はなかったため・・・


バラヒに置いてある商品(食料品)がちょっと気になりました・・・
「業務スーパー」とか「カルディーコーヒーファーム」とか「やまや」っぽい雰囲気・・・
しょうが、にんにくのボトルが日本語表記?
どっかで見たことあるかも・・・中国産かな?
お米も置いてあるみたいだけどネパール産のお米なんだろうか?


ネパール人が新大久保に住む理由・・・↓
新大久保周辺には日本語学校が集中・・・
留学生が勉強しながら新宿(新大久保の近く)でアルバイト(仕事)ができる。(新大久保駅→山手線で次の駅が新宿駅)つまり環境が良い。

タモリ「比較的安いんだよここら辺は・・・新大久保は」
ブサン・ギミレさん「まあ、そこまで安いという風には私は思わないんですけども」

この会話が面白かったです・・・
タモリサイドの発言を流さずこまかく否定しいくギレミさん・・・「真面目」というか、情報の正確性にこだわる感じがとても良いと思いました・・・

※新大久保→家賃そんなに安くない
外国人が部屋を借りやすいということもない・・・


★ネパール雑貨店バラヒおすすめ商品 BEST2

第2位「ネパール観光名所ステッカー」
※車や携帯に貼る人が多いという。

『テンジン・ヒラリー空港』標高2860m ※ネパールの東部ルクラにある空港。
ヒマラヤ山脈の谷間にあり離着陸に高度な技術が要求される。
テンジン・ヒラリー空港 - Wikipedia
※世界一危険な空港と言われる・・・YouTubeで空港の動画を見ましたが怖すぎる・・・

第1位「歯磨き粉 RED」
クローブ、こしょう、にんにくなど8種類のスパイス入り
※ネパールの大定番商品。(木本いわく複雑な味らしい・・・)


続いての収録場所・アジアンレストラン『ホットチリ』(←ネパール人がパーティーするならここ。将来を見つけに日本へやって来たビナムラ・カトリさんがオーナー)へ移動・・・

新大久保在住ネパール人のリアルライフに迫る!
6人のネパール人(留学生が多い)に集まってもらって質問に答えてもらう。
※ひとり(7人目が)寝坊で遅刻している・・・(なんとなくのんびりしているお国柄を感じて和む・・・←お国柄が本当に関係しているかどうかはわかりませんが・・・個人の問題かもしれない?)結局番組最後になっても現れなかった・・・(笑)

Qネパールで一番有名な日本人は?
ジュンコ・タベイ
田部井淳子(日本の登山家)・・・女性で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功。
田部井淳子 - Wikipedia
人生、山あり時々谷あり世界の名峰 グレートサミッツ エベレスト ~世界最高峰を撮る~ 前編・後編 [Blu-ray]
世界の名峰 グレートサミッツ エベレスト ~世界最高峰を撮る~ 前編・後編 [Blu-ray]

Qネパール人が日本に来て驚いた事は?
富士山が低い!
(↑この回答、面白かったです・・・高い低いは比較対象があってはじめて成立する言葉で・・・そりゃネパールには山の高さでかなわない・・・)
ネパールには8000m級の山が8峰ある
富士山 - Wikipedia
標高3,776 m。
シンフォレストBlu-ray 富士山百景 ハイビジョンで愉しむ「ベスト・オブ・富士山」 Mt.Fuji HD-The Best and Most Beautiful Moment(Blu-ray Disc)

Q続いて驚いた事は?
カレーがあまい。
それにしても東南アジア・タイとかインドとかネパールとかの人たちはなんで辛いのが平気なんだろう?ほんと不思議です。(私は辛いのが苦手なので、絶対移住できない・・・)
※ネパール人の中にも、唐辛子が苦手な人もいる・・・


ネパール人の新大久保超人気スポット↓
オオマスイサン(大間水産)お魚屋さん。
淡水魚が大好きな海なし国ネパール人がよく訪れる場所・・・
ボラ1本1000円、ボラ1本700円
ボラは淡水魚なのか?
昔、私、海釣りに行った時、サビキでボラをたくさん釣ったことがあります・・・
ボラ - Wikipedia
ボラは河口や内湾の汽水域に多く生息する。
「汽水」は淡水と海水が混在した状態の液体を指す用語である。
※ネパール人おすすめレシピ→ボラカレー


ネパール人に聞く、新大久保のおすすめの場所は?
新大久保のキングB・B(理容室)
B.B.キングならぬキングB・B
B.B.キング - Wikipedia
カット1100円
ネパール人の口コミによって人気爆発!
理容師さんいわく「ネパールの中じゃ、お湯で頭を流すと髪の毛が薄くなってしまうっていう話になってるらしいです」「国では冬でも水で洗ってるみたいです」「ネパールでは髪の毛一杯あったのに日本に来たら薄くなった・・・お湯のせいだ!って言われました」
※ネパール人の若い男性もハゲを気にするっと___φ( ̄^ ̄ )メモメモ


日本人が驚くネパール文化
カレンダーの数え方が違う
日本では2016年1月23日→ネパールでは2072年の10月9日
★ヴィクラム暦(ネパールの公暦)
ヴィクラマーディトヤ王がシャカ族に勝利した記念の年号

これびっくりしました。はじめて知りました・・・タモリ倶楽部はほんと勉強になるなぁ・・・


空耳アワー
ソラミミスト安齋肇「ネパールって色々考えてみたんですけど、僕の中では『ねば~る君』ぐらいしか出て来なかったんです」
ねば〜る君 - Wikipedia
ねば〜る君(ねばーるくん)は、茨城県名産の納豆をモチーフにした茨城県非公認のマスコットキャラクター。いわゆる「ゆるキャラ」である。
※ねば~る君・・・ゆるキャラにインタビューするという内容の安齋の番組にねば~る君が登場した際→ねば~る君は最初から最後までほぼ「うんkに間違えられる」という悩みを安齋に相談していたらしい・・・これは深刻だ・・・

ねば~る君の納豆鉢ねばーる君 ポーチ 涙目
ねば~る君の納豆鉢ねばーる君 ポーチ 涙目


新大久保にはネパール人が編集長を務める新聞社があり、
ネパール新聞が発行されています。
ネパール語新聞
ネパリ・サマチャー編集室


ネパールの人気アーチストが実はけっこう頻繁に来日しているらしい・・・
ネパッテバンドという名のバンド。アムリット・グルン・・・
タモリ「上田正樹?」が面白かった。似ている。

ヒット曲→レッサム/ネパッテバンド
レッサム=糸?絹?シルク?

中島みゆきの糸を思い出しました・・・
元気ですか
元気ですか
中島みゆきの糸、いい曲だなぁ・・・

じゅん散歩『御徒町(おかちまち)で一歩一会』を見た!〔感想メモ〕

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人生の言い訳 (廣済堂文庫)高田純次 芸能生活だいたい35周年記念DVD 『純白』
高田純次 芸能生活だいたい35周年記念DVD 『純白』

じゅん散歩2016年3月22日(火)「御徒町」
じゅん散歩 - Wikipedia
テレビ朝日毎週月~金 午前9時55分~10時30分
散歩人:高田純次
ナレーション;下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
★じゅん散歩 テーマ曲
♪一歩一会/槇原敬之

高田純次 - Wikipedia
高田 純次(たかだ じゅんじ、1947年1月21日)は、日本のお笑いタレント、俳優。東京都調布市国領出身。身長175cm、血液型はO型。愛称は「純ちゃん」「純じい」「Mr適当」「TJ」「ミスター無責任」。自身の所属事務所であるテイクワン・オフィスの代表取締役も務める。

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★たま~に「じゅん散歩」を見ることがあります・・・↓
癒されるっていうほどは癒されはしないけれど、ちょっとだけほっこりとした気分になれます。気楽に見ていられる楽しい番組です。
※高田純次・・・昔、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」というバラエティー番組のレポーター役で大活躍していたのをよく見ていました。もう69歳になるのか・・・北野武と同い年とは知りませんでした(武の方が5歳ぐらい上だと思っていました・・・誕生日が3日早いだけって〔ビートたけし:1947年1月18日生まれ〕・・・ちょっとびっくりしました)
天才・たけしの元気が出るテレビ !! DVD-BOX (初回生産限定)
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ビートたけし - Wikipedia
天才・たけしの元気が出るテレビ!! - Wikipedia

今日は御徒町(おかちまち)で一歩一会(いっぽいちえ)。
高田純次が歩く御徒町・・・
“青春の地”宝石街で思い出探し。



「どうも、おはようグーボということでね」
↑高田純次の第一声(つかみ?の挨拶)
おはようグーボ?
↑・・・そういうアニメとかテレビ番組があるのかな?と思ってネットで検索してみたところ、検索結果がほぼ「0(ゼロ)」でした・・・そんな言葉(フレーズ)は存在しなかったという・・・
高田純次が適当に作ったフレーズなのかな?

御徒町(おかちまち)は→45年前に高田純次が勤めていた『宝石の卸屋さん』があった場所です・・・

テレビ画面に高田純次が27歳ごろの写真(会社員の時の姿)が映し出される→決してイケメンではないが、味のあるおもしろい顔をしている・・・3枚目キャラの印象(大泉洋っぽい雰囲気・・・今の方が断然イケメンなんだよなぁ・・・)

昭和47年から5年間 宝石会社「トキモト」に勤務・・・
(5年間も通ったのに当時のことはあまり記憶にないらしい・・・おぼろげ)

「当時、吉池(よしいけ)でおそうざい(お弁当)を買って昼めしを食べていた・・・」
↑唯一、さかなの吉池(よしいけ)のことは覚えていたらしい・・・
吉池:創業は大正9年 昭和8年から御徒町で営業する魚介専門店。

一瞬映った本日のお買い得品「鮭の塩焼き弁当」がめちゃくちゃうまそう!
鮭の厚みがけっこうある・・・表示がよくみえないけど500円?っぽい・・・お求め安い価格です・・・


おかちまち(御徒町)の名前の由来は
この辺りにヲカチ組という下級武士が多く住んでいたからだと言われています・・・
ヲカチ→御徒町
また、寛永寺(かんえいじ)など寺が多いため、仏具や金具を作る飾り職人が多く、その方達が明治以降指輪の細工師に転進したことが今のジュエリータウンにつながります。
御徒町 - Wikipedia

株式会社リューツウ リューツウ駅前店

★リューツウ駅前店のおすすめ
ハートとアローが見えるトリプルEX(エクセレント)
エクセレントカット:表から見るとアロー(矢)
エクセレントカット:裏から見るとハートに

ダイヤモンド3.079カラット
表示価格965万円
卸売価格820万2500円
ルース・ダイヤモンド(台座などのついていない裸石)は15%の割引!
現金特別割引価格779万2375円

今世界的大流行ダンシングストーン(Dancing Stone)
ゆれるダイヤモンド(揺れたときのアピール力・輝きがすごい!)
※中石は本当に落ちにくく、安心・・・中石の両サイドの丸管でぶら下がっている・・・

ダイヤモンド1.03カラット
表示価格98万4000円

★amazonでもダンシングストーンを売っていました・・・↓
揺れるネックレス ダンシングストーン クロスフォー ニューヨーク Jupiter NYP-550 (ジュエリーコトブキお磨きクロス付ギフトセット)
揺れるネックレス ダンシングストーン クロスフォー ニューヨーク Jupiter NYP-550 (ジュエリーコトブキお磨きクロス付ギフトセット)

★『じゅん散歩』のキャッチコピーが入ったダンシングストーン・・・↓
【じゅん散歩】【5年保証】【おまけ付】[クロスフォーニューヨーク] Crossfor New York シルバーネックレス Good Futureシリーズ NYP-554(マザーアース特製スウェード調ポーチ付きギフトセット)
【じゅん散歩】【5年保証】【おまけ付】[クロスフォーニューヨーク] Crossfor New York シルバーネックレス Good Futureシリーズ NYP-554(マザーアース特製スウェード調ポーチ付きギフトセット)

高田純次「スタッフはね、メンチカツの場合にはみんな手をあげんだけどね・・・」
※↑ハムカツだったような・・・?渋谷区初台とは違う回のはなしなのかな?

ダンシングストーン・・・日本の人が考えたアイデアらしい・・・
※ダンシングストーンは、クロスフォー社が新しく考案したもので、日本特許を取得、国際特許も申請中です。
 

玉煌(ぎょくおう)のおすすめ
当店ではカラーストーンを豊富に取りそろえております・・・↓
『パライバ トルマリン』
※パライバはブラジルの産地(州)の名前。
鉱山閉鎖してしまっているのでもう採れない。希少価値がある。
パライバ トルマリン 1166万4000円

英国製 925 シルバー 大粒 合成 14mm パライバ トルマリン 一粒石 ソリティア  レディース リング 指輪 サイズ 12 各種サイズあり
英国製 925 シルバー 大粒 合成 14mm パライバ トルマリン 一粒石 ソリティア  レディース リング 指輪 サイズ 12 各種サイズあり
↑パライバ トルマリン・・・amazonにもありました。なんでもあるな、アマゾンは・・・


石福ジュエリーパーツ(株)
45年前、高田純次が勤めていた会社は石福さんから金属・金を買っていた・・・


★なぜ(高田純次は)宝石デザイナーになったか?↓

御徒町にあった「トキモト」で宝石デザイナーとして勤務していた高田純次・・・
金になると思って(生活のため)劇団に行く前に、資格とってやり始めた・・・トキモトは年3回ボーナスがあって、それでお金を貯めた。いい時代ですよ。


当時勤めていた会社「トキモト」があった場所へ行ってみることに・・・
高田純次「ビルはあるだろうなぁ・・・たぶん」
周辺の街の雰囲気→ほとんど覚えていない

高田純次「真多呂人形(真多呂人形会館)っていうのが目印なんだ・・・」

★真多呂人形(またろにんぎょう)会館
およそ270年前に生まれた「木目込み人形」の伝統を受け継ぐ
真多呂人形(またろにんぎょう)は大正8年の創業・・・
人形作家でもある会長さんは御徒町の生まれだそうです。
※木目込み人形・・・人形に刻み目を入れ 布地を挟み込んで衣装としたもの。
木目込人形 - Wikipedia

雛人形 真多呂 ひな人形 雛 木目込人形飾り 平飾り 親王飾り 立雛 真多呂作 本金 高円立雛セット 正絹 伝統的工芸品 h283-mt-1952

雛人形 真多呂 ひな人形 雛 木目込人形飾り 平飾り 親王飾り 立雛 真多呂作 本金 高円立雛セット 正絹 伝統的工芸品 h283-mt-1952

真多呂人形の会長さん=金林真多呂(かなばやしまたろ)さん83歳。
ビシっとスーツでキメて凛々しい姿・・・なかなかこんな83歳は見かけないなぁ・・・普段からこんな格好でいるのか?・・・それとも撮影の依頼を受け、テレビに出るからわざわざこんな格好をしたのか・・・?

高田純次「(当時勤めていた会社のビルの近くに)・・・中央宝石研究所があったような気がするんだよ」

中央宝石研究所・・・宝石の鑑別を行う会社。で聞き込みを・・・
中央宝石研究所の人「高田さんが勤めていた時から、10年ぐらいして・・・トキモトさん(会社)はなくなった・・・」「今は太洋ビル・・・」

どうやら、高田「これっぽいな・・・」
SOLMARE BILD. (旧 太洋ビル)の5階が、昔、高田の勤めていた「トキモト」があった場所っぽい・・・

高田純次「生まれた所もほとんど思い出ないけど、ここもほとんど思い出のものはなくなっちゃったね。」
「全部そうやって潰しながら生きていくんだねぇ・・・」

歳月の流れたジュエリータウン→だいぶその姿は変わってしまっていたようです。


★続いては御徒町の西側を探索。
『とんかつ とん八亭』
サービスランチ
かつライス みそ汁・新香付 ¥800

11時30分開店・・・だけど開店前におじゃまする・・・
三代目のご主人は、フランス料理店で修業した後、ヨーロッパの日本料理店で10年ほど働いていた・・・

上質な肉を140度の油で見事な小金色に揚げた味をあのミシュランガイドも紹介・・・
ミシュランガイド2016年版ビブグルマン部門(星はつかないが手ごろな値段で良質な料理が食べられるおすすめ店舗に与えられる印)に掲載されました。

※ビブグルマン
ビブグルマン(Bib Gourmand)はフランス語に由来する造語で、グルマン(Gourmand)は「欲張り・食いしん坊」といった意味・・・ビブ(Bib)はミシュランのマスコットキャラクターであるビバンダム(Bibendum)の愛称であるという。ビブグルマン印の店舗には、ビバンダムの顔をあしらったマークが付けられる。

この子がビバンダム・・・↓(ちょっとこわい・・・ゴーストバスターズのマシュマロマンではない・・・)
MICHELIN スタンダードBIBミシュラン / ミシュランマン(ムッシュ ビバンダム) ステッカー(MICHELIN Sticker Blue X White type E)MLサイズ ( Eタイプ)
ミシュランガイド - Wikipedia

ミシュランガイド東京 2016ミシュランガイド京都・大阪 2016ミシュランガイド富山・石川(金沢) 2016 特別版
ミシュランガイド東京 2016

番組の最後に高田純次が描いた絵が披露される・・・その時いつも思うのだけど→「写真を見て描いてるな~と(模写なんだな~と)」・・・「そしてかなりうまいな~と(手馴れている)」・・・

今回の御徒町編を見てその「絵がうまい」理由がわかりました・・・
過去に東京デザイナー学院グラフィックデザイン科へ進学・・・そして宝石デザイン(プロ)を5年もやっていた・・・←ということで心得ているんだなぁ~と・・・

タモリ倶楽部『トイレでもオシャレにキメたい!!春の便所サンダルコレクション』の感想メモ

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タモリ倶楽部
『トイレでもオシャレにキメたい!!春の便所サンダルコレクション』
2016年3月25日放送
 【番組内容】
「トイレでもオシャレにキメたい!!春の便所サンダルコレクション」便所サンダル、通称ベンサンに今マニアが熱狂!ゴールデンボンバー鬼龍院翔もその愛用者の1人。名作と言われる定番から激レアまでベンサンのすべてを一気に解説!今日からあなたもベンサンの虜!
出演者
タモリ、オードリー〔若林正恭、春日俊彰〕、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、安齋肇(ソラミミスト)
タモリ倶楽部 - Wikipedia
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]

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★タモリのオープニングひとりトークの内容↓
「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます・・・」
2016年、タッキーといわれるド派手なファッションが新たに流る兆しを見せている?らしい・・・
悪趣味、ダサかわいいという言葉で形容されるタッキースタイル。
fowmalheart(フォウマルハート) レトロ テイスト フラワー モチーフ タイト ライン ワンピース レディース 花柄 タッキー コーデ にも (L)
↑・・・画像検索しましたが・・・よくわからない。本当に流行るの?流行っているの?
とにもかくにも派手・カラフルだという印象・・・

●2016年の流行色がペールピンク(オードリー春日が着ているベスト〔チョッキ〕の色)
春日「街に春日があふれかえる」(ドヤ顔)
オードリー DVD
オードリー DVD
オードリー (お笑いコンビ) - Wikipedia

というわけ?で今回のタモリ倶楽部は、足元彩るファッション・・・この春ゲットしたい便所サンダルを大特集。こだわりのベンサンで差をつける!!

トイレでもオシャレにキメたい!!
春の便所サンダルコレクション

便所サンダル・・・何年ぶりぐらいに見ただろうか?
私にとってはかなり久しぶりな(馴染みの薄い)存在です・・・
最後にベンサンを履いたのはいつだったっけ?
高校時代に今回特集されたベンサンに似た上履き(学校指定)を毎日イヤイヤ履いていたのを思い出しました。
この手のサンダルはおもいっきり走れない(ダッシュできない)のが難点だなぁ~と、いつも昼休みにカラーバット野球をやっているとき思っていました・・・あと、学校の上履き←なにかの学年集会の時とかに大混雑の中、間違って自分の綺麗な上履きを誰かに履いて持っていかれるという悲しい事件があったなぁ~・・・泣く泣く残っているうす汚い上履きを履くときのあの絶望感・・・あまり良い思い出はないなぁ・・・サンダルに・・・

★便所サンダル専門通販サイト
『ベンサン.JP』 http://ben-san.jp/
ベンサン.JPを運営する国内屈指のベンサンマニア飯田正勝さんが今回ベンサンについて解説をつとめる・・・

そして今回のタモリ倶楽部のゲスト↓
全国ツアーをベンサンでまわるという鬼龍院翔・・・
※鬼龍院翔(きりゅういん しょう)は
ヴィジュアル系バンド・ゴールデンボンバー(略称は金爆(きんばく))のボーカル。
ゴールデンボンバー (バンド) - Wikipedia
ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン まとめ本情熱大陸×鬼龍院翔 [DVD]女々しくて
ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン まとめ本

鬼龍院「ハマったら、本当に便利で抜け出せないんです」

鬼龍院翔愛用のベンサンとは・・・↓
ニシベケミカル
紳士抗菌衛生サンダルV.I.C(ビック)No.510
このベンサンはキング・オブ・便所サンダルといわれているサンダル。
ニシベケミカル 抗菌衛生紳士サンダル ダンヒルNo.510 LL ブラウン SSV06004
ニシベケミカル 抗菌衛生紳士サンダル ダンヒルNo.510 LL ブラウン SSV06004
※↑こちらの画像はダンヒルという名称のものですが(素人では)見分けがつかないほどV.I.Cと似ていたので使用しました・・・同じものなのかどうかはちょっとわかりません・・・

★鬼龍院翔がベンサンに目覚めたのは↓
マキシマムザホルモンマキシマムザ亮君(りょうくん)の影響・・・
マキシマムザ亮君は長年便サンを愛用し、なんとオリジナルモデルまで製作したつわもの・・・
※オリジナルの『マキシマムザ便サン』は現在は販売終了。
「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」(DVD3枚+BD+CD)
「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」(DVD3枚+BD+CD)

★春の便所サンダルコレクション
トイレでよく見かける定番モデル
鬼龍院も愛用・・・ニシベケミカルV.I.C No.510
ニシベケミカル 抗菌衛生紳士サンダル ダンヒルNo.510 LL ブラウン SSV06004
↑抗菌仕様ゆえトイレのみならず医療や飲食業の現場でも活躍!
●ポイント:かかと部分の横穴による高いクッション性。チャールストンタイプ(かかとの方まで靴の甲の部分〔カーブ〕がある・・・)ホールド感UP!
横穴は→ニシベケミカル特有のもの・・・
タモリ「これフィット感があるね」「便所サンダルの感じじゃないね」
↑出演者のコメントを聞いていて、なんとなくこれが一番良いんだろうなぁというのは伝わってきました・・・私が買うとすればこれかなぁ・・・

続いては
丸中工業所 PEARL No.180
カラーバリエーションが豊富(その日の服装に合わせたコーディネートを楽しめます)
約20色をタインナップ
紳士健康サンダル Pearl No.180 (LL, イエロー)
紳士健康サンダル Pearl No.180 (LL, イエロー)
↑ある映画の中で松田龍平が履いていたらしい・・・
※おそらく「まほろ駅前多田便利軒」という映画(ドラマ)かな?
まほろ駅前多田便利軒 - Wikipedia
●ポイント:固めでタイトな感触
タモリ「(便サンのイメージは)こういう感じじゃないか?」
タモリ「(さっきとは)違うもんだなコレ、迷うなぁ」

続いて、
森川ゴム工業所 フィッティング・サンダル 紳士No.863
海外メーカーにコピーされる名作モデル
●ポイント:柔らかくて軽い履き心地
タモリ「これはでも、なんかちょっとダラっとしてるかなぁ、なんか・・・このルーズさが良い人もいるんだろうなぁ、これの・・・」

↑・・・これらの3大便所サンダルのメーカーはすべて奈良県にあるという・・・
なんと約1キロ圏内に密集している!!


★ニシベケミカルに潜入取材!!
ベンサンのふるさとを訪ねて
最寄り駅 近鉄御所駅(GOSE Station)
飯田さんも本人の希望で同行(交通費は自腹)

代表取締役社長の西辺豊彦(にしべとよひこ)さんにお話を伺う。
Q.いつから便所サンダルを作っている?
社長「サンダルは40年くらいですか」
始められた年って具体的に何年かおわかりになりますか?
社長「私あまりそういうことには無頓着です」

Q.ブランド名 V.I.C(ビック)の由来とは?
勝利(VICTORY)に由来
どういう意味が込められているんですか?
社長「そんなに深くは考えてなかったですね 当時は・・・」
※笑顔がかわいい・・・こまかい事は気にしない豪快な社長(・・・和みました)


社長の案内でいよいよベンサン工場に潜入!!
原料は発泡剤を加えた塩化ビニール
それを高熱で熱し、スクリューでこねる→溶けた原料を金型に注入→
金型の中で塩化ビニールが発砲して広がる・・・→
成型されたサンダル底面のガスをすぐに抜く→さらにバリを取る→
中敷面のガスを抜く→続いてシンナーとクリアで塗装(表面にツヤを出していきます)→塗装が終わったら乾燥室で乾かし色を定着させれば便所サンダルは完成!


さいごにニシベ愛用者の鬼龍院翔へ社長からメッセージ
社長「私も50年頑張ってます。鬼龍院さんですか・・・えー同じく頑張ってもらいたい・・・ということです、はい。」
※50年後もベンサンを履いていてほしいということかな?(異訳・・・


★日本屈指のベンサンコレクター飯田さんが持っている生産中止のレアモデル(入手困難)

●ニシベケミカルV.I.C No.520コロナ

●ニシベケミカルV.I.C No.601ジャンプ

●ニシベケミカルV.I.C No.802 V.I.CⅡ

中でも鬼龍院も愛用するV.I.C No.510→全11色すべてそろえるのにはかなり苦労したらしい・・・
もっとも入手に苦労したカラーは→パステルグリーン
(パステルグリーンは某寿司チェーンのバックヤード用だった・・・←どうも売ってもらえなかったようだ・・・)
シューズEXPO(2015?)でニシベケミカルから(今までないという風に言われていたが→パステルグリーンがあるよという情報を教えてもらい)880足を全部売ってもらった・・・
飯田さん以外に10足までもっている人は日本に2人いるらしい・・・
ベンサン・コレクターって複数人存在するのか・・・
全国のどこかにあるメタリック(店舗在庫のみ)、ゴールド(店舗在庫のみ)がとりあえず入手困難・・・
全色そろえるのはおそらく一生かかっても無理ではないだろうか(?)
ただ、知らない色が他にまだ存在している可能性もあるので、
本当に全色コンプリートしたのかどうかはわからない・・・という。


【現在手に入るおすすめベンサンBEST3】
第3位
丸中工業 PEARL No.370 サボサンダル
防寒タイプで唯一3Lサイズが存在
第2位
丸中工業 PEARL No.100 ホヌサンダル
オシャレベンサンの代名詞
第1位
ニシベケミカル
V.I.C No.1400 サッカー
サッカーボールがモチーフ(スポーティーなモデル)
●ポイント:飯田さん的に履き心地No.1
タモリ「これ、フィット感はすごい」


■最後に・・・
ただのベンサンでは飽き足らない鬼龍院翔にロックなベンサン
があるという・・・↓
スタッズベンサン カスタマイズキット 3996円(ベンサン.JP)※サンダルは別売
約100pcsセット スタッズ パーツ  鋲 角鋲 ピラミッド リベットスポット  パンク風 DIY バッグ ベルト スニーカー カバン  靴のリメイク製作に ハンドメイド 必需品 布革細工 服アクセサリー コーン形 7x9mm シルバー
約100pcsセット スタッズ パーツ  鋲 角鋲 ピラミッド リベットスポット パンク風 DIY バッグ ベルト スニーカー カバン  靴のリメイク製作に ハンドメイド 必需品 布革細工 服アクセサリー コーン形 7x9mm シルバー
↑上の画像のようなスタッズがついているベンサン・・・
タモリ「かっこいいよ」「おかしくないね」
※これ、スタッズっていうのかぁ・・・知らなかった・・・

ベンサンが好きっていう趣味嗜好・・・塩化ビニールが成型されたあのフォルム・雰囲気が個人的には嫌いではないので・・・わからなくもないのですが、
ここまでこだわったり・毎日履いたり・集めたりっていうのは・・・何が影響してその人とは違う特殊な感性を持つようになったのか?・・・とても不思議で興味があります・・・(幼少期のトラウマとかが関係しているのかなぁ?)

ビーチサンダルとかスリッパとかゲタとか・・・そっち方面のシューズではダメなのか?
と思いながらベンサン.JPを眺めていたら・・・↓
ベンサン.JPの飯田さんは『ギョサン』の方にも興味があるみたいです・・・↓
ぎょさんネット
http://www.gyosan.net/
ギョサン倶楽部
http://gyosan.club/
(ベンサン.JPの姉妹サイト的存在・・・)
ギョサンとは・・・
もともと古くから小笠原の地元漁師の間で「滑らないサンダル」として愛用されていたもので、鼻緒とソールが一体成型になっていてとても頑丈なビーチサンダルです。主に漁業を営んでいる人が好んで履いていることから、『漁業従事者用のサンダル』、略して『ギョサン』というわけです。
なるほど・・・まあ色々サンダル系ならば試してみたいという気持ちが湧いても不思議ではないし・・・逆にどんどん試していかないと『井の中の蛙大海を知らず』みたいな感じになっちゃいそうだし・・・
鬼龍院翔も5年後にはギョサンの方に手を出しているかもしれない(?)のかなぁ・・・

★ところでamazonで色々とサンダルを物色していたら・・・こういうのを見つけたのですが・・・↓
Anes&Ane 抜群の開放感 芝生 ビーチ サンダル 草 ビーサン (L-XL)
Anes&Ane 抜群の開放感 芝生 ビーチ サンダル 草 ビーサン (L-XL)
↑こういうネタ系のベンサン・ギョサンってないのだろうか?

タモリ倶楽部←やっぱり面白いなぁ・・・と思いました。
いろんなニッチな世界がまだまだあるということを教えてくれます・・・勉強になりました・・・

タモリ倶楽部『子どもの遊びなう だるまさんは転ばない!?』の感想メモ

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タモリ倶楽部
『子どもの遊びなう だるまさんは転ばない!?』
2016年4月15日放送
【番組内容】
「子どもの遊びなう だるまさんは転ばない!?」昔ながらの遊びが今どきに驚きの進化を遂げている。今のだるまさんは転ばない?氷鬼は?いっせーのは?さらに時代時代の遊び・ビー玉、傘バランス、自転車のリム転がし体験!
出演者
タモリ、博多華丸・大吉、ユージ、JOY、安齋肇(ソラミミスト)
タモリ倶楽部 - Wikipedia
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]

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杉並区・大宮八幡宮でオープニング
安産祈願ののぼり旗・・・
大宮八幡宮 (杉並区) - Wikipedia

タモリ「今日は杉並区にあります大宮八幡神社というとこに来ています。ここは子育ての神様で、私もちっちゃいころは境内でよく遊んだもんですけどもね・・・懐かしいと思います」
タモリ - Wikipedia
福岡県福岡市南区出身・・・あれ? wikipedia読むと幼少期も福岡で過ごしたっぽいんだけど・・・ん? 大宮八幡神社の境内で遊んだって意味ではなく、神社(福岡)の境内で遊んだっていうことかな?・・・なんかわかりにくい・・・でも、境内でって言う時、そこの境内を指差してるから・・・ボケか?(誰もつっこまないからよくわからない・・・)

博多華丸「ここは福岡でいう高宮八幡宮みたいなもんですね~」
博多華丸・大吉 - Wikipedia
そういえば二人ともタモリと同じ福岡出身・・・同郷なのかぁ
博多華丸(はかた はなまる、本名:岡崎 光輝〈おかざき みつてる〉1970年4月8日生まれ)福岡市早良区出身。ボケ担当。
博多大吉(はかた だいきち、本名:吉岡 廣憲〈よしおか ひろのり〉、1971年3月10日生まれ)福岡県古賀市出身(生まれは兵庫県神戸市)。ツッコミ、ネタ作り担当。
博多華丸・大吉式ハカタ語会話
博多華丸・大吉式ハカタ語会話

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JOY「ビー玉ってそもそも遊ぶもんなんですか?見るもんですよね?」「トイレのあそこに置いとくやつでしょ?」

JOYユージ、二人はビー玉で遊んだことがないという。子どもの頃は、ミニ四駆とかポケモンとかハイパーヨーヨーとかで遊んでいた・・・そんな二人もだるまさんが転んだはやったことがある・・・

JOY「僕、群馬県高崎市出身なので、だるまとはきってもきれない関係!」
※群馬県高崎市は日本一のだるまの産地。高崎だるま(群馬県高崎市で生産されているだるま)、全国生産の80%に匹敵する年間170万個が生産されている。
JOY (ファッションモデル) - Wikipedia
(ジョイ、1985年4月15日生まれ)は、日本の男性ファッションモデル、バラエティタレント、歌手である。本名、ジョゼフ・グリーンウッド。群馬県高崎市出身。父親がイギリス人で、母親が群馬県出身の日本人。岡山理科大学附属高等学校(通信制課程)卒業。姉のSophiaもモデルである。
JOYパーソナルブック JOY×FULL

ユージ - Wikipedia
(Yuji、1987年9月9日生まれ)は、日本の俳優、バラエティタレント、ファッションモデルである。英語の本名はトーマス・ユージ・ゴードン(英: Thomas Yuji Gordon)。
レプロエンタテインメント所属。自由の森学園高等学校卒業。

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大吉「今の子どもたちの間では、だるまさんは転ばないそうです・・・」

★だるまさんが転ばない?
その真相を探るべく日本女子体育大学で子どもの遊びを研究する
(幼児発達学専攻 講師)桐川敦子先生にうかがった・・・↓

Q「だるまさんは転ばない?」
桐川敦子先生「確かにだるまさんは転ばなくなってきています。単純なルールでは飽き足らなくなってきている子どもたちが新たなルールを従来の遊びに加えて変化させているのだと思います」

保育園・幼稚園のわくわく運動あそび
保育園・幼稚園のわくわく運動あそび
↑桐川敦子先生(監修)の本・・・

そこで、今回は最新型にアップデートされた「だるまさん」を体験・・・
さらに出演者やスタッフが子どもの頃に遊んだ懐かしい遊びで童心にかえります・・・今回のテーマ↓
『子どもの遊びなう だるまさんは転ばない!?』
このタイトルテロップが映った瞬間、舘ひろしの曲『泣かないで』がバックに流れていたんですが・・・なんでだろう? 一応、歌詞を確認したんだけど、「だるま」?「ビー玉」?どちらにもかかっていませんでした・・・

だるまさんがころんだ - Wikipedia
「坊さん(ぼうさん、ぼんさん)が屁をこいた」(近畿地方)
↑私が住んでいる地域(近畿地方:大阪)では、このフレーズ使っていました・・・
番組では「はじめのい~~っぽっ(はじめの一歩)」と言っていますが→私の住むエリアでは「さいしょのだいいっぽ(最初の第一歩)」だったような気がします・・・

だるまさんが転ばない件について
だるまさんが転んだ→今の子どもたちの間では→『だるまさんの1日』になっている・・・

だるまさんの1日
鬼が出したお題の動作を上手く出来なかったらアウト

※これ、↑お題によってはバラエティ番組とかでも使えそうな遊びだなぁと思いました・・・芸人やタレントを集めてモノマネ一発ギャグの無茶ぶりをしてみるとか・・・

実際にやってみたタモリと出演者達・・・
昔の遊び方を知っている出演者達のややこしいダメ出し(クレーム)

JOY「クリアーの可能性は上がるんじゃないですか?今のルールの方が?・・・演技さえ出来ていれば簡単にタッチできちゃうんで・・・」

なるほど確かにうまく無難に演技さえできていたら、タッチまで簡単だし・・・演技がアウトかどうかの線引きも難しそう・・・
というか本当にこのアップデートされたバージョンの『だるまさんが転んだ』は普及しているのかなぁ?
5歳の甥っ子がいるので今度聞いてみようと思いますが→5歳ではまだ知らない(早い)かな?

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バナナ鬼・・・氷鬼(鬼ごっこ)の進化系
鬼にタッチされるとバナナになる(両手を伸ばして頭の上であわせる=バナナの格好)。仲間のタッチでバナナの皮をむくように片手を下ろせる・・・2回目のタッチでもう片方の手・両手(皮)が下ろされ脱出できる・・・

氷鬼という遊び→JOY、ユージ世代はよくやっていたらしい。タモリ、華丸大吉は知らない、やったことないそうだ。(私はやったような、やっていないような・・・)
こおり鬼 - Wikipedia

学生たちによるデモンストレーションを見た直後、出演者の感想(ダメ出し)↓
JOY「待ってコレ、鬼、一生鬼だよ・・・鬼一生鬼しょ、これはダメだって」
タモリ「これは無理だよ」
ユージ「これ鬼がキツイだけの遊びでしょ」

※体力的に無理そうなので実演はやめる・・・
大吉「たぶんですけど、タモさんか華丸さん・・・アキレス腱がきれると思う」



桐川先生おすすめ→幼稚園で大人気の遊び 新聞紙ダッシュ
・・・自分の胸に(広げた)新聞紙を一枚あて、それが落ちないように一生懸命走る。ただそれだけの遊び・・・
JOYとユージが実演→ふたりとも余裕で新聞紙を落とすことなく走ることが出来る。拍手が起こる。

ユージ「やってる側の喜びは少ないですよ、これ」が面白かった・・・見てる側もそんなに面白くないという・・・



※ここからは、出演者とスタッフが子どもの頃に流行った懐かしい遊び

★ユージとJOYが子どもの頃に流行った遊び・・・↓

ユ-ジ「これは・・・『ペットボトルまわし落とし』です・・・」
ペットボトルの中に液体を4分の1ほど残し→ペットボトルをぐるぐる回し、中の液体で遠心力をつくる→胸の高さから地面に落とす→普通なら立たないペットボトルが立つという遊び。

ペットボトル500ml用(キャップ付き)1セット 用途いろいろ空ペットボトル 約H185mm

実はユージだけがやったことあってJOYは(この遊びを)やったことがないという・・・
桐川先生も知らないという・・・

みんなで実演するが→思ったとおりに立たない・・・
何度かやっていると立つこともある。立つと嬉しい。


★『一斗缶フタ鳴らし』
茨城出身39歳ディレクターが夢中になった遊び・・・音ならし系・・・
ユージ「どういう鳴らし方するかで、その人に個性がでますね」

ガレージ・ゼロ 無地缶 18L 【KHK L-Y】ローヤルキャップ/空缶/一斗缶/ブリキ缶 GZKN18
ガレージ・ゼロ 無地缶 18L 【KHK L-Y】ローヤルキャップ/空缶/一斗缶/ブリキ缶 GZKN18
※↑一斗缶自体、個人的にはまったく馴染みがないので、この遊びはやったことがないです・・・瓶ジュース(?)の王冠はたしか集めていたんだけどなぁ・・・


★ユージが子どもの頃に流行った遊び・・・
『鳩笛(はとぶえ)』
タモリ「俺できない・・・」
※自分もやってみたけどできませんでした・・・音鳴らし系は私は苦手だった記憶があります・・・指笛とか出来る人(ペーター)がうらやましかった・・・


★ユージが子どもの頃に流行った遊び・・・
『ベルト鳴らし』
↑これは私もやっていました。いい音がなると訳のわからない爽快感があるんです・・・
(アシックス)asics 野球 ベルト BAQ204 90 ブラック FM


『カサバランス』
福岡出身27歳ADがやっていた遊び・・・
カサを手に乗せてバランスをとる、下校時カサを落とさずに家まで帰れるかをやっていた・・・

ottostyle.jp 高強度グラスファイバー24本骨傘 「直径100cm ジャンボサイズ」 デュポン社製撥水テフロン加工 クールグレー

実演の時JOYが上手すぎるのが面白かったです・・・
JOYの傘だけ←まったくぶれない、揺れない(笑)・・・地面に対して常に垂直。
※↑私、雨の日に傘を開いたまま人差し指だけでバランスをとっていたのを思い出しました・・・それと、掃除時間に、ホウキでこれをやっていたのを思い出しました・・・確か中学生になってもまだ飽きずにホウキバランスをやっていました・・・


★『ビー玉』
40代博多華丸・大吉が子ども時代の遊び・・・
ビー玉 リーフマーブル 30mm 40入
ビー玉 リーフマーブル 30mm 40入

【ビー玉のルール】地面に十字に穴を掘りスタートラインを引く→穴に順番にビー玉を入れていき一番早くすべての穴に入れた人が勝ちというルール。敵のビー玉を弾き飛ばして妨害することも可能。

華丸の地元では、敵のビー玉を遠くに弾き飛ばすことを『ピヨピヨ』という
弾き飛ばされた敵はまた一からリスタートしなければならない・・・

※私も子ども時代、ビー玉遊びを(一時期)やっていましたが、全然ルールを知らずに遊んでいました・・・見よう見まねで言われる通りにやっても理解できず→あまり楽しめなかった記憶があります・・・
今回タモリ倶楽部を見て初めてルールを知りました・・・
白いミルキーなビー玉が希少価値があって大人気だったなぁ・・・

ガラスのおはじき123セット 3種類123個入り 日本メーカー Glass Counter
ガラスのおはじき123セット 3種類123個入り 日本メーカー Glass Counter

おはじき←私、『おはじき』も、いまだに遊び方がよくわからないです・・・子どもの頃、持っていたんですが。机の引き出しにしまったまま・・・(JOYじゃないけど)観賞用の飾りだと思っていました。


★『リム転がし』
タモリが子ども時代の遊び・・・自転車のリムの廃材を使用・・・

アサヒサイクル アサヒサイクル アルミ27インチ フロントホイール XFT27TNI アルミリム(WO) AL300 700C 24H

アサヒサイクル アサヒサイクル アルミ27インチ フロントホイール XFT27

タモリ「これねぇ、やりたかったんだよ!」
「これ(リム)を竹(棒)でこうやって押してずっと行くんだけどさ・・・これ(リム)が手に入らないの!」
※私も子どもの頃↑これがやりたかったです・・・アニメ『キャンディ・キャンディ』のオープニングでキャンディがやっていた・・・
キャンディ・キャンディ - Wikipedia
キャンディ・キャンディ (1)  講談社コミックスなかよし (222巻)

いざ実践してみるも高難易度のため全員がリム転がしに苦戦・・・!!

ユージが最初にコツをつかむ・・・
ユージ「棒の先で押すんじゃなくて、なるべく面で押した方が」
タモリ「なんでうまいんだよ?」「なんでできるの?」

番組は、タモリのうらやましそうな表情を最後に映して終了する・・・
その顔が非常に印象的でした・・・
結局、タモリは『リム転がし』ができたのかできなかったのか・・・
できてたらたぶんその感動シーンでフィナーレだろうから、結局うまくできなかったのかな?

今回のタモリ倶楽部、地味だけどかなり面白かったです。まさか昔の遊びがアップデートされているなんて・・・←そしてそのアップデートされたバージョンに対して、容赦なく自然にダメ出しをする出演者達・・・見ていて童心にもかえれたし、色々な場面が面白かったです。(ソラミミも今回面白かったなぁ・・・おやすみアンコ)

じゅん散歩『日暮里(にっぽり)で一歩一会』を見た!〔感想メモ〕

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人生の言い訳 (廣済堂文庫)高田純次 芸能生活だいたい35周年記念DVD 『純白』
高田純次 芸能生活だいたい35周年記念DVD 『純白』

じゅん散歩2016年5月11日(水)「日暮里」
じゅん散歩 - Wikipedia
テレビ朝日毎週月~金 午前9時55分~10時30分
散歩人:高田純次
ナレーション;下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
★じゅん散歩 テーマ曲
♪一歩一会/槇原敬之
エンディングソング
「神様は手を抜かない」大事マンブラザーズ 立川俊之


高田純次 - Wikipedia
高田 純次(たかだ じゅんじ、1947年1月21日)は、日本のお笑いタレント、俳優。東京都調布市国領出身。身長175cm、血液型はO型。愛称は「純ちゃん」「純じい」「Mr適当」「TJ」「ミスター無責任」。自身の所属事務所であるテイクワン・オフィスの代表取締役も務める。

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★たま~に「じゅん散歩」を見ることがあります・・・↓
癒されるっていうほどは癒されはしないけれど、ちょっとだけほっこりとした気分になれます。気楽に見ていられる楽しい番組です。

日暮里(にっぽり) 2016年5月11日放送
番組はJR『日暮里』駅前の下御隠殿橋(しもごいんでんはし)の上からスタート・・・

日暮里駅 - Wikipedia

向こう側から走ってきた電車を見てひとこと・・・↓
高田純次「あら~きたきた、秋田小町(あきたこまち)かな~?これな~
「色んな電車が・・・この13車線ありますから・・・ビュースポットというか・・・」

★JR『日暮里』駅前の橋・下御隠殿橋(しもごいんでんはし)は、通称”トレインミュージアム”と呼ばれていて、1日に2500本以上行き交う鉄道を眺められる人気スポットとなっている。

きたこまち・・・電車のあきたこまち?
なんで映像で、その走ってきた電車のアキタコマチをはっきりと映してくれないんだろう?(最初の方に一応映してはいたけれど、本当に一瞬でよくわからない・・・)
どんな電車があきたこまちなのか、ちょっと気になるではないか・・・
高田純次の近くで一緒に見ていた幼稚園児いわく「カッコイイー!」らしい・・・

気になるので、ちょっとgoogle検索してみました・・・↓
すると、『あきたこまち』という名前の電車はまったくヒットしませんでした・・・

Nゲージ車両 E3系秋田新幹線 (こまち) 92725
Nゲージ車両 E3系秋田新幹線 (こまち) 92725
こまち (列車) - Wikipedia
秋田新幹線「こまち」・・・↑これかな?これのことかしら?
「秋田新幹線こまち 日暮里」でgoogle検索するとそれらしいのが出てきます・・・
↑きっとこれのことだな(たぶん)・・・
高田純次は電車に詳しいのかな?
走ってるこの電車を見てフツー名前なんて出てこないと思うのですが・・・

私はてっきり「あきたこまち」をPRするラッピングが施された電車・・・こういうのだと思っていました↓


これは『新潟米・コシヒカリ・こしいぶき』ですが・・・こんな風な感じで『あきたこまち』と・・・


日暮里(にっぽり)の名前の由来・・・
★今では駅前にビルが立ち並ぶ荒川区日暮里ですが
江戸時代は風光明媚(ふうこうめいび)な景勝地でした・・・一日中いても飽きない『日暮の里(ひぐらしのさと)』ということで→『日暮里』と呼ばれるようになったんだとか・・・※諸説あります
日暮里町 - Wikipedia
享保のころから「一日中過ごしても飽きない里」という意味を重ねて「日暮里(日暮らしの里)」の字が当てられ、1749年(寛延2年)に正式な地名となった。

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★日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりらいなー)
東京都交通局日暮里・舎人ライナー - Wikipedia

日暮里・舎人ライナー/都電荒川線 [DVD]
日暮里・舎人ライナー/都電荒川線 [DVD]
↑私は大阪に住んでいますが、日暮里にこういうの=舎人ライナーが走っているのをよく知っています・・・かなり昔ですが「モヤモヤさまぁ~ず2」を見てそれを知りました・・・↓
モヤモヤさまぁ~ず2 伝説の日暮里・舎人ライナーSP・・・
ああ懐かしい・・・
モヤモヤさまぁ~ず2 Vol.12 伝説の日暮里・舎人ライナーSP完全版&華のゴールデンSP花小金井編 [DVD]
モヤモヤさまぁ~ず2 Vol.12 伝説の日暮里・舎人ライナーSP完全版&華のゴールデンSP花小金井編 [DVD]

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にっぽりせんい街
日暮里駅から東側にのびる道筋は『日暮里繊維街』
およそ1kmに渡って服飾に関する様々な商品を扱うお店が軒を連ねる・・・約80店舗!(荒川区東日暮里)
綿 麻 コットン リネン 生地 ハンドメイド 手芸 用 布 生地 ( 厚手 150 cm 幅 ) 吸水 速乾 抗菌 に 優れた 天然 素材 【カラー:白、茶 / サイズ:1m 2ⅿ 3m 4m 5m 】 (茶, 1Ⅿ (150cm×100cm))生地 アソート 福袋 10枚セット 約110cm×50cm ※色・柄はお任せ
(私)生地、ハギレ・・・買ったことがないです・・・こんな街があるんだぁ・・・

エレガンス(日暮里繊維街で30年営業:高級生地いろいろ!洋服オーダー店)
3階まである店舗にところせましと並べられた生地はじつに数千種類!
★現地に出向いて直接仕入れたというイタリア製の生地がおすすめ。
<ワンピースをシルク生地で作った場合>
ワンピース 生地代 5万1840円
仕立て 8万~10万円

高田純次の素朴な疑問・・・なんで日暮里が繊維街になったのか?
エレガンスの社長に聞いていみる・・・↓
(答え)大正時代 田畑が広がっていた日暮里に浅草周辺の繊維業者が移った。
繊維街公式ホームページより
大正初期:浅草方面で古繊維、栽落業者が営業していたが、 当地が市街化したので、当時まだ閑散としていた日暮里、三河島周辺に集団移動し、 以後日暮里地区に繊維業者が 集まるようになった。

トマト(日暮里繊維街最大級の生地店)
日暮里名物 この棚 1mにつきオール100円+税
フツーにお客さんがいっぱいでびっくりしました←繊維にまったく興味がない私にとっては驚きの世界です・・・※たぶん仕込みじゃない・・・

ノクターン(フェルト雑貨などを販売)

E&SON FABRIC イーアンドソン ファブリック
(カーテン用の装飾などを販売)

●服飾付属品・三姉妹(鋲やバックルなどの服飾付属品を販売、娘たちが名前の由来!)



純ちゃん日暮里繊維街をさらに奥へ・・・↓

裏サブロン《カルフォルニアフュージョン》(わずか4席!行列つけ麺店)
つ、つけ麺屋!?
こ、これは入りにくい店だなぁ・・・とても食べ物屋さんには見えない外装・・・なんで入口を塞ぐようにドアの前にでかい物置を置いているんだろう?
ドアをガラガラっと横に開くとすぐ目の前にカウンターがある・・・
イスはわずか4席しかない? 当然のように背もたれはない・・・
ていうかイスじゃなくてビールケース?っぽい?(ビールケースの上にクッションを置いただけみたいなヤツ・・・)
テーブルにはむき出しのティッシュの箱・・・
無造作においてある布巾・・・
店内には色々と写真パネルが貼ってある・・・
つけ麺屋のご主人は、およそラーメン屋とは思えない純白のコック帽とコックコートを身に纏っており、ものすごい違和感を発している・・・

何だ一体・・・!?
とてつもなく怪しい・・・謎だらけの店だ・・・

話によると、このご主人ケーキ屋さんもやっているらしい・・・↓
それでその格好をしているのかぁ・・・
ちょっと納得した高田純次「じゃあちょっと、ケーキ屋の方、見にいってこよう!」

サブロン(つけ麺店主が作る絶品ケーキ)
表通りに面したケーキ屋さんの名前は『サブロン』人気店です。

こちらは見た感じどこにでもありそうな普通の外装のスイーツ店舗(つけ麺屋さんをやる前から営業しているらしい・・・いわばこっちが本業だそうだ)

《おしながき》
●ペーシュ432円
●生キャラメル432円
●チョコレートケーキ
乳脂肪少な目の生クリームにカカオマス、ココア、ミルク等で作った自家製チョコレートペーストをあわせたまろやか生チョコレートクリームケーキ367円
●紅玉(こうぎょく)のパイ
酸味が程よくきいた季節の紅玉をしっかり焼いた折パイの中にアーモンドペーストとカスタードクリーム、シナモンで焼きました。388円

ここのご主人・・・じつは日本洋菓子協会主催のコンテストで
準グランプリを獲得するほどの名パティシエだそうだ・・・
日本洋菓子協会連合会 - Wikipedia

なるほど・・・さっきまで感じていた怪しさが一気に吹き飛びました・・・
副業ならあんな感じの方が逆にユニークで面白いのかもしれない・・・
つけ麺とスイーツのギャップも楽しい・・・

話はつけ麺の方へ戻る・・・↓
ご主人「麺も毎朝、打っていますから・・・」

※なんとあんな外装にもかかわらず『裏サブロン』は、そのつけ麺を食べるために雨の日でも行列が出来るほどの人気店らしい・・・
わざわざ雨の日に撮影しに行ったのだろうか?(それともたまたま撮影に行った日が雨だったのか)→雨の日に傘をさして店の前に並んでいる人たちの映像が映る(たぶん仕込みじゃないっぽい・・・)

高田純次「よし、つけ麺いこう!」
再び(裏サブロン)つけ麺屋さんの方へ戻り、つけ麺700円をいただくことに・・・

丼の器に山盛りの量の麺・・・
具は海苔1枚とチャーシュー1枚とゆで卵半個とナルト一枚とねぎとメンマ?(←一応、確認できたものだけを記載

高田純次「おれ、つけ麺食べるの初めてなんですよ」
「サカナのダシかなこれ?ちょっとつけるから濃い目にできてるんだね」

★つけ麺が好き過ぎて、ケーキ屋さんの裏にお店を出してしまったご主人・・・
レシピはつけ麺の生みの親『大勝軒の山岸一雄さん』直伝だそうです・・・

山岸一雄 - Wikipedia
山岸一雄は、東京都豊島区東池袋にあったラーメン店「東池袋大勝軒」の創業者で、日本におけるつけ麺の普及に広く貢献し「つけ麺の元祖」「つけ麺の生みの親」と呼ばれ広く親しまれた。

東池袋大勝軒 心の味ラーメンより大切なもの ~東池袋大勝軒 50年の秘密~ [DVD]【常温】 つけ麺専用 ストレートスープ 濃厚魚介醤油味 3~4人前 マルちゃん 「山岸一雄」監修

なるほど、山岸一雄直伝の味なら行列ができても不思議じゃないかも・・・
美味しいんだろうなぁ・・・
大勝軒←私は、インスタントラーメンのヤツしか食べたことありません・・・

↑というかこの「裏サブロン」・・・かなりの頻度でテレビの取材を受けているらしい・・・です・・・
(私は今回のじゅん散歩が初見で、知らなかったけど・・・)
アド街ック天国とか・・・←これは食べログのコメント情報、あとはツイッター『つけ麺屋 カリフォルニア・フュージョン』のアカウント(たぶん本アカ)ツイートを見ると相当な数の取材を受けているのがわかります・・・なるほど、そうだったのか・・・

今回のじゅん散歩・・・非常に面白かったです。
『裏サブロン』のくだり、入りにくいお店に入っていく感じは「モヤモヤさまぁ~ず2」っぽいと思いました・・・わざわざ『裏サブロン』の方から先に訪問して、謎を増幅させてから→『表サブロン』へまわって謎を解いて、そしてもう一度『裏サブロン』へ戻ってからつけ麺をいただくという・・・演出、構成・・・とてもよかったです。

小津安二郎監督映画『淑女は何を忘れたか』の感想メモ

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あの頃映画 松竹DVDコレクション 淑女は何を忘れたか
あの頃映画 松竹DVDコレクション 淑女は何を忘れたか

『淑女は何を忘れたか』
1937年(昭和12年)3月3日公開 松竹
監督:小津安二郎
脚本:伏見晃、ゼームス槇
出演者:栗島すみ子斎藤達雄桑野通子、佐野周二
淑女は何を忘れたか - Wikipedia
※数年ぶり…2回目の鑑賞です(実は映画の内容を忘れてしまっていました・・・)
※ネタばれします・・・


『淑女は何を忘れたか』
とにかく映画のタイトルがカッコよすぎです・・・
タイトルからは、まさか『家族(親戚)あるあるネタの極めて平凡な日常の物語・・・』であるとは想像もつかない・・・

とりあえず淑女っていうのは誰のことをさすのか?
《淑女の意味=上品でおしとやかで品格の高い女性・・・》
この映画の登場人物で、淑女に該当するような人物は出ていなかったような気がするのですが・・・
おそらく『栗島すみ子=淑女』ということなのだろいうけど、
いまいち、このタイトルがしっくりくるような映画内容でもなかったような・・・



子供たちが遊びでコミカルに歌っていた曲・・・
いわゆる替え歌の類のオリジナルソングかと思いきや・・・
渡辺はま子の『とんがらかっちゃ駄目よ』(1936年9月発売)という曲の
ようです・・・
渡辺はま子 - Wikipedia

※とんがらか・る(尖らかる)の意味 = とがる、とんがる・・・


せっちゃん役(姪)を演じた桑野通子(くわのみちこ:公開当時22歳ぐらい)がとても魅力的です・・・
だけども、
ちょっと自由気まま・子供っぽいところが、むかつく感じもする・・・
(もちろんそういう役だというのはわかっているのですが・・・)

私にも姪がいるのですが現在はまだ3歳・・・(今のところまだピンときませんが)・・・将来成長してあんな感じで片手煙草でずけずけ言われたら・・・私はどうしたらいいのだろう・・・
(それはそれで良しとするか・・・)
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桑野通子 - Wikipedia
桑野通子・・・wikipediaを読んでびっくりしました・・・
なんと31歳の若さでなくなっています。

※昔の映画を観ていて・・・『この人、良いなぁ~(かっこいいなぁ~、可愛いなぁ~)』と思って・・・今どうしているだろう?とその人物のことを調べてみたら、かなり若くして亡くなられているというケースがけっこうあります。本当にビックリします・・・(言葉が出なくなります)

仮面ライダーストロンガー・電波人間タックル役の岡田京子さん・・・
岡田京子 - Wikipedia
佐田啓二さん・・・
佐田啓二 - Wikipedia
市川雷蔵さん・・・
市川雷蔵 (8代目) - Wikipedia
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ハガキの偽装がバレたあたりからの
斎藤達雄の沈んだ表情(この世の終わりみたいな表情)←なんとも悲しみを誘います・・・
演技がうまいとかそういうレベルではないぐらい・・・(ドキュメンタリーレベル)、
なんでこんな表情が出来るのだろうというぐらい沈んでいます・・・
こちらにまで陰鬱な心持ちをうつされそうです・・・見ていていたたまれない気持ちになってくる・・・・・・


コート&ハット・・・と和服・・・
街中をたんたんと歩くコート&ハット姿
桑野通子&佐野周二、桑野通子&斎藤達雄(それぞれ別のシーン)・・が
とてもスタイリッシュでカッコ良くうつったのが印象に残っています・・・

対比させているのかどうかはわかりませんが、
奥様3人衆はいつも和服でした・・・


ラストのオチ・・・
なんともいえない気恥ずかしい空気の真っ只中・・・この
映画は終わります・・・

最初私は、オオラスでまさかこんな感じになるとは想像していなかったので
(実はちょっとだけひいてしまいました・・・)
なんだこの終わり方は!?・・・』と思わず
口に出してつっこんでしまいました・・・
(顔の方は、一応ニンマリとしていたのですが・・・)

なるほど・・・いいオチには違いない・・・

このオチがついた瞬間、
この映画(物語)が、極めて秀逸なコメディーとして・・・完成したの
を率直に感じとりました・・・
このオチがあることによってカタルシスが生まれました・・・

いやぁ本当に・・・(小津安二郎は)『うまいなぁ~』と感心させられます・・・


ちなみ、ラストでなぜ私がひいてしまったかというと
斎藤達雄&栗島すみ子(夫婦役)の二人の見た目がどうみても老夫婦?とまではいかなくても
結構、年をくっているように見えたからです。・・・(←白黒映画だからそう見えたのかもしれません・・・映画での設定年齢は50歳前後?・・・勝手にそう思っていました・・・現在進行形で恋愛をしている歳ではないと・・・枯れていると・・・)
※栗島すみ子さんは見ようによっては若くみえなくもないけど・・・
え?まさかの恋愛映画? みたいな(想定外の)展開にちょっとひいてしまったのです・・・

★で、二人の年齢を正確に知っておきたいと思い。ちょっとWikipediaで調べてみました↓

斎藤達雄 - Wikipedia
栗島すみ子 - Wikipedia

二人とも誕生年が同じ1902年。
ということは、この映画の撮影当時は35歳前後?ということになります・・・
驚愕の事実・・・
斎藤達雄、老けすぎ、貫禄ありすぎです・・・
(35歳前後ならこのオチも全然問題ないのかな・・・?)

それにしてもラスト、そわそわする斎藤達雄が、非常に面白かったです・・・
ほんと味わい深い…良い映画でした・・・

片岡千恵蔵主演映画『七つの顔 (1946年)』の感想メモ

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七つの顔 [DVD] COS-036
七つの顔 [DVD] COS-036
『七つの顔』(1946年 大映京都)白黒
監督:松田定次、
脚本:比佐芳武
出演:片岡千恵蔵、轟夕起子、喜多川千鶴、月形龍之介
片岡千恵蔵 - Wikipedia
多羅尾伴内 - Wikipedia
「七つの顔の男」シリーズまたは「藤村大造(ふじむらたいぞう)」シリーズと呼ばれることもある。
※ネタバレします
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なかなか味わい深い映画でした。(かなり面白かったです)

片岡千恵蔵主演の映画『多羅尾伴内(たらおばんない)』・・・←なんとなくそういうシリーズ「七変化が名物の映画」が存在しているというのは知っていましたが・・・今まで観る機会が全然なかったのです。(よって、予備知識がほぼゼロの状態・・・)今回が初めての視聴です。


★何が興味深い(面白い)って・・・↓
初めて見る映画なのに、ほとんどのシーンに見覚えがあるということです。本当にどこかで観たことがある・・・既視感のあるやりとりセリフばかりでした・・・

つまりこれが何を意味しているかというと→この映画がパクられまくっている作品である・・・ということです。
パクリというフレーズを使うと若干、時代的に(著作権法が厳しくなる前だし)ニュアンスが違ってくるので訂正しますと→参考にされ(リスペクトされ)、お手本のようにマネされまくっている映画ということです。

※まあ、この映画自体にも元ネタがあって・・・『シャーロック・ホームズシリーズ』や『アルセーヌ・ルパンシリーズ』などの探偵推理小説を参考にして製作されたものではあるのだろうけども・・・
Wikipediaによりますと→モーリス・ルブランの「謎の家」(当時の訳題は「怪屋」)を殆ど翻案したものになっているらしい・・・
謎の家 (アルセーヌ・ルパン全集 (18))
謎の家 (アルセーヌ・ルパン全集 (18))


タキシード姿(奇術師)の片岡千恵蔵・・・やっぱり顔がでかいと思ってしまいました。
昔(昭和30年代の日本映画全盛期)の役者さんは今では考えられないぐらい顔がでかい人が多いです・・・(その分、画面に映し出された時の迫力もスゴイ)

どこかコミカルなオーラがある片岡千恵蔵さん・・・
↑私的には長谷川一夫さんや市川右太衛門さんもけっこう同種のコミカルなオーラを持っていると思うのです・・・
(共通点はやっぱり顔がでかい・・・かな・・・)
父・長谷川一夫の大いなる遺産天下の御意見番 [DVD]


紫矢絣(むらさきやがすり)の着物
矢絣 - Wikipedia
卒業式着物袴セット エンジ矢絣×紫 91cm


片岡千恵蔵の声のひきだし(レパートリー)が2つ?ぐらいしかないのが・・・地味に面白かったです。※厳密に言うと1つかもしれない・・・
★むりやり早口にしたり、ちょっと声を甲高くしたり、ドスを利かせてみたり・・・その程度の軽いアレンジを加えて無理矢理7人分作りましたーみたいな感じが非常に面白い・・・
これ・・・1946年の公開当時に観ていた人たちも同じことを思ってつっこんだのだろうか?
※手相見の声なんてほぼ多羅尾伴内の声と一緒だったし・・・


歯の抜けた看守(老巡査=多羅尾伴内)がコントっぽくて面白かったです。
歯に海苔をくっつけているように見えるのですが・・・
志村けんを一瞬思い出しました・・・


主演女優の轟夕起子(とどろきゆきこ)・・・清川みどり役
轟夕起子 - Wikipedia
東京市麻布区新堀町出身。映画監督のマキノ雅弘、島耕二は元夫。沖縄アクターズスクール校長 マキノ正幸は息子。牧野アンナ(元スーパーモンキーズ)は孫。
↑まさかマキノ雅弘さんと結婚していたとは・・・・
原節子さんにちょっと似ている・・・と思いました・・・


私、月形龍之介(つきがたりゅうのすけの現代劇を観るのは初めてだったかも・・・
なんというか意外と普通のおじさん(風貌)だなぁと思いました・・・
(私の勝手な認識ですが→)この人は時代劇の悪役での印象が強いので、絶対に悪役で登場すると思っていたのですが、
『ドスのきいた声でいつ恫喝を始めるのか』と期待していたのですが、全くそんなシーンはありませんでした・・・なんだか知らないけどかなり良い人(人格者)役で登場したのでちょっと拍子抜けしました・・・野々宮信吾役は月形龍之介の無駄遣いじゃないだろうか・・・月形龍之介 - Wikipedia


まさかのカーチェイス・・・(1946年のカーチェイス・・・※もしかして日本映画最古のカーチェイスシーン?・・・かしら?
車から「放送」で警察に犯人の居場所を伝える多羅尾伴内の仕事できる感がスゴイ!

★地面すれすれにカメラを置いた『タイヤなめで前を走る車を映すアングル』
こんなに迫力のあるカーチェイス定番アングルが1946年から存在していたなんて・・・・
※アニメのルパン三世とかでもこういうカット、アングルが使われていたような・・・(使われてなかったっけ?・・・はっきりとは覚えてないのですが・・・まあそれぐらい定番なカットだと思います・・・)


今の時代の人間が「多羅尾伴内」というフレーズを聞いた時に
思い出すのはやはりこの人物だと思うのです・・・↓そうでもないのかな?(いまいちピンとこないか・・・)
松尾伴内・・・松尾伴内 - Wikipedia
松尾伴内 - デビュー当時は本名の「松尾憲造」で活動していたが、のちに「多羅尾伴内」をもじって改名、「いびつな顔を持つ男・松尾伴内」と名乗って人気を得た。


昭和(終戦以降)における『変化(へんげ)』って一体何を意味していたのだろうか?とちょっと気になりました。

2016年現在、今はそれほど『変化』という概念は、流行っていないというか、取沙汰されていないような気がするのです・・・そういうテーマをメインに置いた作品も少ないような・・・

一方、昭和の時代は、この『多羅尾伴内』を筆頭に、
かなり流行っていたような気がするのです。
※むかし、手塚治虫が「メタモルフォーゼが面白い、重要である」と発言しているインタビューを見たことがあります。
さなぎが蝶になるような変化・・・美しさ・・・
手塚作品でいうと→『ふしぎなメルモ』(メルモちゃん)とか・・・『人間昆虫記』とかも次々と変化していく女性を描いていました・・・
ふしぎなメルモ―変身少女コミックス (サンデー・コミックス)人間昆虫記 (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)

変化・・・
時代劇では『雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)』という作品・・・
変身ヒーローもの・仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズ・・・
キューティーハニーやデビルマン・・・変身ロボット・・・
ウルトラマンや怪人21面相・・・
福田和子なんかもとても昭和を象徴するような雰囲気を感じるのです・・・

なんだろう・・・

昭和の時代・・・『変化(へんげ)』という題材が多く使用されたのには、何かそれなりの特別な理由があったからではないかと・・・ふとそう思ったのですが・・・まあよくわかりません・・・

激動の昭和史なんて言ったりもします・・・
(戦前)戦後も、様々な状況の変化に対応するために人々は常に変わっていかなければならなかったのかもしれません・・・
そこに『変化(へんげ)』という題材がフィットしたのではないか・・・ (?) まあヨクワカリマセンガ・・・


金庫にカギがかかっていない?
で簡単に開く↓
人(くろかわのりこ)が出てきたのはびっくりしました・・・
(なんで金庫の中に入っていたのか? ・・・・・・・・・・・・まあいいか・・・


要所要所での片岡千恵蔵のキメ顔(目力)がスゴイ・・・さすがである。
カーチェイスの末、とうとう犯人を追い詰める→警察が来るのを待っている間、
タバコを吸い始める・・・その時の顔の表情が非常にカッコイイ・・・
迫力があります・・・画面からオーラが伝わってきます・・・

そしてやってくる警察の数の多さ(40人ぐらい?)がとても良いアシストになっている・・・↓
藤村大造がたった一人でやってのけた『事件解決』の凄さを物語っています・・・


七つの顔の男ですよ!
「ある時は多羅尾伴内」
「ある時は奇術師」
清川みどり「はっ!」

これが良かった・・・こういうシーンばかり集めた動画ってないのだろうか?一度観てみたいと思いました・・・
正体が明かされた瞬間に女の人が(惚れた目をして)「はっ!」っていうシーン・・・この手のシーンは他の作品でもたくさん見かけたことがあります・・・
かなり需要があるシーンなんだと思います・・・
遠山の金さんとか、暴れん坊将軍とか・・・裸の大将放浪記とかもそんな感じかな?・・・


ラストの奥ゆかしさ・潔さ・さわやかさ・格好良さ・・・
藤村大造「万事おわりました」(ドヤ顔)←本当にいい顔します。
「あなたともお別れです」
清川みどり「まあ・・・どちらへ?」
藤村大造「旅です」
清川みどり「あたしもお供しますわ」
藤村大造「いけません」
清川みどり「いえ参ります つれてって」
藤村大造「ダメです」

藤村大造「藤村大造が真人間として復活するためには、まだ多くの正義と真実が必要です。絶対に来てはいけません」

藤村大造「こういう詩がありましたなぁ・・・我は白百合を愛す。愛するがゆえにその花の白さにも心おののき、その花のほのかなるニオイに心痛み、おもてそむけ・・・ごきげんよう」

こういう綺麗な去り方(美徳)って今の時代ではどうなんでしょうか・・・?
あまり評価されないような気もするのですが・・・

多羅尾伴内 - Wikipedia
★藤村大造
多羅尾伴内の正体。大正6年3月20日生まれ。かつてはアルセーヌ・ルパンのごとき怪盗紳士であったが、後に改心して義侠心により「正義と真実の使徒」として社会のために活動している。神出鬼没な変装の天才で探偵も開業するという設定は、和製アルセーヌ・ルパンそのもの(義賊)といってよい。このため私立探偵・多羅尾伴内は、無報酬で事件を解決することになっている。
★ストーリーは、幼稚なたわいない話が多く、荒唐無稽である。
千恵蔵が七変化をするのが映画のポイントだが、どんなに化けても観客には千恵蔵本人であることが一目瞭然であり化ける意味が薄く、また事件の推理・捜査と大して関連してもいない。

なんというマジレス・・・まあ、視聴者の目が肥え、マンネリ化するとこんな突っ込みが出てきてもしょうがないのかもしれない・・・


どうでもいいことですが↓
多羅尾伴内
タラオバンナイ たらおばんない
という音の響きがとても心地よいと思うのです・・・
↑ちょっと声に出して言ってみたくなります。

金子正次主演映画『竜ニ』の感想メモ

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竜二 Blu-ray デジタルリマスター版
竜二 [DVD]
映画『竜二』(1983年10月29日 公開)
監督:川島透
脚本:鈴木明夫
出演者:金子正次永島暎子北公次佐藤金造、もも、岩尾正隆、菊池健二、小川亜佐美、銀粉蝶、高橋明、笹野高史、檀喧太、土方鉄人、泉アキ
主題歌:萩原健一「ララバイ」
竜二 (映画) - Wikipedia
★『竜二』(りゅうじ)は、1983年公開の日本映画。金子正次主演。
作品内で主人公・竜二の娘・あや役を演じている「もも」は、金子の実の娘であり、現在ラジオパーソナリティー・ナレーターの金子桃である。
※映画内で↑この娘のスナップ写真がアップになったり、(竜二の真似をして)眉間にしわをよせている表情がアップになるシーンがあるのですが、ほんと可愛いです・・・
金子正次 - Wikipedia
※ネタバレします
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初めて観ましたが・・・
なるほど、噂には聞いていましたが・・・確かに長渕剛主演ドラマ『とんぼ』(1988.10.7~1988.11.25)に登場する小川英二というキャラクターにそっくりです・・・似すぎています・・・

こちら(映画『竜二』)の方が先に世にリリースされているわけですから・・・
長渕剛側が参考にしたのは間違いないと思われます・・・
(長渕剛本人の意向なのか、はたまたプロデューサーや監督や脚本をしている人たちの意向なのはよくわかりませんが・・・)

なるほど長渕キックの元祖がこれかぁ・・・
「花の都は大東京」「六尺足らずの五尺の身体」このフレーズはどこかで聞いたことあるなぁ・・・
設定やエピソードがまんまトレースされてるなぁ・・・
なにより声(演技)がまったく一緒なんだよなぁ・・・

※これって、1988年当時、長渕剛のドラマ『とんぼ』が始まった瞬間の『竜二』ファンの反応(心情)ってどんな感じだったのだろうか?
喜んだのか或いはその逆なのか・・・その辺が知りたいです・・・
金子正次と親友だった松田優作はどう思ったのだろう・・・?
※桜金造と笹野高史は、こちらの方にも出演しているみたいですが→『英二ふたたび(1997年、フジテレビ)』、どう感じたのだろう?・・・英二ふたたび - Wikipedia
英二ふたたび&長渕剛ふたたび [DVD]とんぼオルゴール [DVD]
とんぼ (テレビドラマ) - Wikipedia
とんぼ(1988.10.7~1988.11.25)


この『竜二』という映画、なんとなくタランティーノっぽいと思いました。

下っ端の子分がバーゲンセールで服買って、インスタントコーヒー、クッキーのお菓子、洗濯物を干して、耐震補強して、掃除機をかける、みんなで出産に立ち会って・・・生まれてきた赤ちゃんのためにベランダでタバコを吸う・・・
子分が調子乗って昔の仲間とゴタゴタ→指を切るくっつけるの騒動・・・
銀行員が勝手に勘違いしてビビッてお金を払い出す・・・

↑・・・短い面白いエピソードを重ねてそのしのぎぶり(生活ぶり)を描く手法・・・
★アウトロー(アウトサイダー)な人たちの物語を→ドンパチ(アクション)のある抗争メインで話を作るのではなく→どちらかというとサブ的なユニークな日常会話やトリッキーなエピソードを積み重ねて構成していく手法・・・

今(2016年)となっては、わりとよくある手法、描かれ方なんだけど・・・
当時はなかなか斬新だったのではないかと、そう思うのです・・・

なんというか観ていてちょっとクエンティン・タランティーノっぽいエッセンスがあるなぁと思いました・・・
≪タランティーノのエッセンス=サブカルちっく(メンヘラ要素あり)・・・殺し屋(アウトロー)のマニアックな日常や、変化球なエピソード、ユニークな会話のやりとり・・・それらを積み重ねて構成≫※←最近のタランティーノの手法はどんなのかはわかりませんが、初期はこんな感じでした・・・
タランティーノほどスタイリッシュな感じはないけど→やってることの基礎部分はタランティーノ(初期)と同じだなぁと・・・そう思いました・・・

タランティーノが脚本家・映画監督デビューをはたしたのが「レザボア・ドッグス」(1992年公開)で・・・そして大々的に話題になったのが「パルプ・フィクション」(1994年公開)だったわけですから、
それより約10年も早い段階で→こういうパルプ・フィクションっぽい『新しい映画』を作れる才能が日本にいたなんて・・・
そういえば「パルプ・フィクション」でもアウトローから引退を考えるエピソードがあったような・・・
クエンティン・タランティーノ - Wikipedia
レザボア・ドッグス [DVD]パルプ・フィクション [DVD]


この映画に登場する→1980年代ぐらいの町並みや生活風景を眺めていると・・・妙に懐かしい気持ちになってくるのです・・・
(1980年代←私は子供でした・・・小学生かそれぐらい)↓
UCCの缶コーヒー(ビター味が好きでした・・・)、DAIDOコーヒーの当りつき?自動販売機、ゲートボール(この頃、たしかお年寄りの間でゲートボールが大流行したのを覚えています)、個人的に見覚えのある花瓶、ブラウン管のでかい(立方体の)テレビ(右上にチャンネルボタンが並んでいる)、ガラスの灰皿、CABINのゴミ箱、狭い喫茶店の椅子、花模様のポット、湯沸かし器、すりガラス、サントリーオールド・・・そのほかもろもろの景色・・・


竜二、歯が白いなぁ~・・・オープニングの笑顔が印象的です。
女を見送った後のあの顔の表情はいったい何を表現していたのでしょうか?たいした意味はないのかな?
からの→『ぱぶ大学いも』←これもとても印象的でした・・・


出前持ちに「釣りいらねえよ」と言う竜二の笑顔が素敵です・・・
このシーンだけ一瞬、竜二がダウンタウンの浜田に見える・・・


子供のころ、ルーレットのおもちゃ(結構立派なもの)を持っていたのですが、あんなもの赤か黒しか当たる気がしないのですが・・・
何十回何百回と遊びましたが一度もピンポイントで当てたことがないです・・・

竜二が経営する『裏カジノ』みたいなところ・・・あそこへ遊びに行く客の気が知れないです・・・
金を捨てに行くようなものだと思うのですが・・・


永島暎子(花城まり子役)
永島暎子 - Wikipedia
可愛いし、色っぽいし・・・私が大好きな女優さんです・・・
初めて見たのは↓
松田優作主演ドラマの『探偵物語』第6話「失踪者の影」(1979年)のユミコ 役でした・・・
白いブラウスに赤いスカートの彼女はとても綺麗でした・・・
ほんのわずかな時間しか登場しないのですが←そのシーンを何度も見返しました。
不思議な妖艶さがある人だと思いました・・・はれぼったい目がブサ綺麗・・・かわいい・・・

花城まり子・・・
こんなつつましやかで裏のない女の人って現実には存在しないと思うのですが・・・
↑昔(1980年代)はいたのかなぁ?
メンヘラ的な要素がほぼゼロっていうのがちょっと昭和のマドンナ像っていう感じがします・・・
普通アウトローな人間と関わりを持ち恋愛するような女は、
それなりに本人もアウトローな資質を持っていると思うのです・・・

この映画における永島暎子の無言の演技は本当にすばらしい・・・


テーブルにお金並べて家計簿つけて「はぁ~ほんとに野菜高いわねぇ」
(野菜って、昔から高かったのかよと突っ込みを入れつつも・・・)
↑こんなのを目の前でやられたら竜二がキレるってわかるだろー?って思ったのですが・・・
竜二じゃなくてもキレるかも・・・


この時代の桜金造(佐藤金造:直役)って・・・なんでこんなに魅力的なんだろうか?
↑映画『マルサの女』等伊丹十三映画に出演している時にもそれを感じたのですが・・・
妙に惹かれる『なにか』を持っているのです・・・
画面の中に桜金造がいると無意識でそちらに目が行って、そして後々までその表情が印象に残こります・・・
顔の造形が良いのかな?・・・あと雰囲気(コミカルな感じ・・・)?
特に好き(ファン)っていうわけではないけれど・・・
『この時代の桜金造』は本当に気になる存在・逸材だと思うのです・・・
桜金造 - Wikipedia
※「桜金造」の名付け親は松田優作。
桜金造のTVで言えない怖い話 [DVD]マルサの女<Blu-ray>
桜金造のTVで言えない怖い話 [DVD]


北公次(ひろし役)
北公次 - Wikipedia
男性アイドルグループ「フォーリーブス」のリーダーとして活躍。
※北はステージでバック転を披露した最初の歌手(アイドル)である。(←マジっすか・・・)
暴露本出版を出して話題になった人らしいのですが・・・まったく世代ではないので詳しいことはよくわかりません・・・
光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記
光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記

映画の後半、出世して竜二に会いに来た時の顔つきがとてもよかったです・・・
髪の毛(前髪)を上げて黒いスーツ姿・・・まるで別人みたいです・・・
竜二を睨み返す凄み・・・本当にわるい顔をしているのが良かったです・・・
(演技、演出がすばらしい・・・)


竜二相手に「昔ワルだった自慢」をして、(切れられて)タバコを押し付けられていたのってまさか・・・笹野高史(ささのたかし)!?
この頃からすでに結構老けている・・・!?と思いましたが・・・でも当時40歳ぐらいだから・・・歳相応ではあるのかな・・・
笹野高史 - Wikipedia
1948年6月22日生まれ・・・


あのメンヘラ女(カズの女)の・・・→絵に描いたようなヤバさが良かったです・・・
カジノ場で男(カズ)にべったりしている、手に包帯、水(酒?)を一気飲み、あらぬ一点を見つめるうつろな目・・・爪をかむ・・・かぼそい声、急に切れる、直とも関係を持っているその貞操観念・・・
↑演技・演出が100点満点だと思いました・・・


登場人物各々の人間描写が非常によく出来ている優れた作品だと思いました・・・面白かったです。

懐かしの『Dの嵐! 廃墟ツアー2!! 10年前に閉鎖されたリゾート施設 スポーツワールド(伊豆長岡町)』・・・感想メモ

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Dの嵐!
Dの嵐! - Wikipedia
Dの嵐!(ディーのあらし!)は、日本テレビ系で2003年7月2日~2005年9月28日、毎週水曜日深夜24時50分~25時20分に放送された嵐の冠バラエティ番組。

2005年7月27日放送
『廃墟ツアー2!! 10年前に閉鎖されたリゾート施設 スポーツワールド(伊豆長岡町)』

↑・・・もう10年以上も前になるのかぁ~・・・
この放送を(深夜)リアルタイムで観ていました・・・とても面白い回だったなぁとすごく印象深く記憶に残っています。

チーフプロデューサーが菅賢治(すがけんじ、ガースー、焦げたテニスボール)菅賢治 - Wikipedia
番組の構成がちょっと『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』っぽかったのが良かったんだろうなぁ・・・(と当時からそういう風に感じていました)
同じ日本テレビということで一部スタッフがかぶっているようです・・・

この番組での嵐メンバーの初々しさ・・・キャラや役割などが←まだはっきりと決まっていない模索中な感じや・・・
仲が良いのか悪いのか紙一重な5人の関係(絶妙なバランス)がとても面白いと当時感じていました・・・

松潤は、この数ヶ月後にドラマ『花より男子』の放送が始まり、それが大ヒットして不動の地位(人気)を築くことになるわけですが・・・(脂の乗っているイイ時期だなぁと思います)
花より男子 - Wikipedia
放送期間:2005年10月21日~12月16日(9回)
花より男子DVD-BOX
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★『廃墟ツアー2!! 10年前に閉鎖されたリゾート施設 スポーツワールド(伊豆長岡町)』

この日は、二宮が嵐のメンバー全員を高級リゾートのレジャーランド施設へご招待するという企画。(ロケ地:伊豆)

古臭いおんぼろバス(←意外とお洒落だけど)に乗って登場する二宮・・・

相葉「今日どこ行くの?これ(バス)で・・・」
二宮「なんて聞いてる?」
一同「レジャーランド行くって」
二宮「そう正解、よし、行こう!」

ナレーション「ということで、一行はお馴染みのおんぼろバスで二宮が招待するレジャーランド施設へ出発!
しかし、これがとんでもない旅の始まりになろうとは・・・」
≪↑ナレーターの声が本当に耳に心地よく響きます・・・≫
ナレーター:小林清志(こばやしきよし)
小林清志 - Wikipedia
昭和のアニメ『妖怪人間ベム』(1968年)のベム、そして『ルパン三世』シリーズの次元大介の声をしていたお方です。
妖怪人間ベム DVD-BOXLupin the 3rd: Complete First TV Series (ルパン三世 第1期 DVD-BOX 北米版)
1933年生まれらしいので、この廃墟放送の時はすでに72歳だったの?! 嵐のメンバーをひ孫を見るような温かい目で見ながらナレーションをしていたのだろうか・・・?

【おやつタイム】
バスの中で二宮が用意したおやつを食べる・・・

二宮「おやつでも食べようじゃないか」

松本 古いバナナ(賞味期限20日過ぎ)
見た目真っ黒のバナナ

櫻井 古いわらびもち(賞味期限2か月過ぎ)
お湯で戻す必要がありそうなぐらい固まっている・・・

相葉 古い野菜ジュース(賞味期限3年過ぎ)
相葉「ちょっとカビ臭い!」
≪リアルタイムで見ていた時、当時の私は相葉が一番のお気に入りでした。この素直でバカ明るいキャラにとても好感を持ちました。その後、松潤ファンへと若干移行するわけですが・・・≫
嵐 Love グッズ 超オリジナルフォトセット 相葉雅紀(櫻井撮影)ARASHI LIVE Tour 2013

大野 古い鮭フレーク(賞味期限1か月過ぎ)
大野「申し訳ない、オレ、コレ無理だ」
相葉が鮭フレークのニオイ嗅いで嗚咽する。
ひどい異臭がするらしい・・・

なぜか古いおやつばかり・・・を提供する二宮・・・
※結局だれもおやつを口にせず・・・

不審に思った櫻井「何か、おかしくない? レジャー施設も大丈夫だよね?」

↑このへんの展開が『ガキ使っぽい演出・構成』だなぁと思いました。
≪このプロレス感が、面白いです・・・≫

ようこそ淡島あわしまマリンパーク
水族館・海上ロープウェイ アシカショー・釣り天国
※↑所在地:〒410-0022 日本静岡県沼津市内浦重寺186(2016年現在もちゃんと営業しているようです・・・)

↑一行を乗せたバスは一旦あわしまマリンパークの敷地内に入るも、すぐにそのまま出てしまう・・・
メンバ全員「?????」
↑このへんの展開も『ガキ使っぽい』演出だなぁと思いました・・・

二宮が案内するレジャー施設はここではなかったようだ・・・

二宮「これからみなさんをご案内するところは・・・東京ドーム10個分の巨大総合レジャー施設」
「なんとウォータースライダーも楽しめちゃう!」

(ナレーション)「何から何まで古くておんぼろなこのツアーとは一体?」

↑廃墟へ行くというネタバレをしてしまっているとはいえ、地味に謎解き要素がある演出になっていてとても面白いです。リアルタイムで観ていたときは、妙にワクワクしていました。

一行はようやくレジャーランド入口に到着するが波乱の予感!

入口が(なぜか)立ち入り禁止になっている・・・
不安げなメンバーをよそにバスは園内へ

松本、噴水らしき水場を見て「水とか超汚いよ」
相葉「時計止まってるけど・・・あれいいの?」
二宮「やっぱり楽しい時間は止めておきたいっていうことなんだね」
相葉「あーなるほどねー」

ウォーターパーク入口
松本「入口ここでしょ?何か寂しすぎじゃねぇ? さすがにここは・・・」

足元にガラスがいっぱい落ちている危険な現場・・・
松本「なんかおかしいぞこれ・・・」
二宮「大丈夫、大丈夫」
一行は、見るからに廃墟な建物の中へ

水着に着がえるためロッカールームへ
波のプールがあるらしい・・・
(下は水着、上Tシャツの姿に一同着がえる)

二宮「こちらが波のプールでーす!」
見るからに廃れた水のないプールを紹介する二宮・・・

何これ・・・

松本「今日何なの?」
二宮「今日は、だから総合レジャー施設で遊ぼう・・・」
櫻井「これは明らかに、総合レジャー施設ですよね」

ここでネタばらし
(ナレーター)「いやその通り、やって来たのは、10年前に閉鎖されてしまった巨大レジャーランド。
山の中に作ったためなかなか客足が増えず・・・
閉鎖する頃には設備費100億円以上かけた東京ドーム10個分の敷地にお客さんが3人ぐらいしかいなかったという・・・」



静岡県伊豆の国市伊豆長岡 スポーツワールド
伊豆長岡 スポーツワールド
スポーツワールドは1988年7月にプールやテニスコート、ショートコースのゴルフ場などを備えた総合スポーツレジャー施設として開園。ピーク時は年間60万人が訪れたが、バブル崩壊などの影響で利用者が減少し、横浜市の運営会社が96年12月に破産宣告を受けた。
旧伊豆長岡町は2003年に民事訴訟で運営会社側と和解して敷地内の建物を取得。11年には伊豆の国市が建物を取り壊し、活用方法を模索してきた。同市と伊豆市が共同整備する広域ごみ処理施設の建設候補地にも挙がったが、13年4月に就任した小野登志子市長が見直しの方針を示し、その後はアウトレットモールの誘致やサッカー場の整備などを検討してきた。

現在「スポーツワールド」跡地は、工業用地などに整備されることになった。[静岡新聞(2016/5/21 07:42)]
※やはりバブル期に造られた施設なのかぁ・・・
あのウォータースライダーは今はもうないのかぁ・・・(しみじみ)


水のない荒廃したプール・・・
嵐のメンバー はとりあえずビーチボールを使って遊んでみるも一向に盛り上がらず・・・

櫻井「なんか他に期待したいって感じ・・・」
一行は別の場所へ・・・

次に向かったのは→10年放置されたウォータースライダー
(現場は草だらけ:生え放題)
サーフコースター:全長120m~145m 落差18m

さすがに危ないと思うのだが・・・

二宮「相葉さんだよね(バスの中で)滑りたいっていったのは」
二宮「あそこちょっと穴が開いてるけども、気をつけて・・・」

とりえず相葉が滑ってみることに・・・

相葉「あれはやばいだろ!」(ウォータースライダー、コースの途中に開いている穴を指差して絶叫する)

相葉「ちょっと待って(ここ)繋ぎ目腐ってる!」
二宮「大丈夫」「気にしないほうがいい」

水がないので途中で止まってしまうスライダー
相葉が水を要求「水ちょうだい!水!」
バケツの水をスライダーへ流し込む・・・

最後はマットが敷いてあるところへ着地・・・(プールに水はない・・・)
相葉が着地したマットが、勢いあまってものすごいスピードでカメラの直前まで滑ってくる・・・
相葉「めっちゃ怖かったって!」
「このマット意味ないじゃん!すごい滑ってきたよ!」

相葉「本当にすごい怖かった!まじで!」

(ナレーション)「いやぁ、無事で本当によかった。良い子のみんなは絶対マネすんなよ~」

一応、無事にゴールできてはいたが当時観ていて「これは危なすぎるだろー」と思っていました・・・
まあ事前にスタッフが十分安全性を確認した上で試しているだろうし、ヤバイところとかは補修したはずだろうけど・・・

Dの嵐はこのギリギリのラインで、体をはっている感じがとても面白かったなぁ・・・

※↑これ、今ならGoPro?とか小型のカメラをあらゆるところに仕込んで、滑っている様子がどんな感じか(相葉の表情とかがどんな感じか)撮影したものをワイプで流して伝えたんだろうけど・・・
当時は深夜番組で予算が少なかったせいか(?)・・・そういう映像が一切ありませんでした・・・でもかえって、そのほうが視聴者の想像力が働いて良かったのかもしれないなぁ・・・と今なんとなくですがそう思います。なんでもかんでも見せてしまうのはあまり良くない・・・
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★お次はレストランで昼食タイム
天井が破れているレストラン
「10年放置された食品」

◆10年前の牛乳
相葉「あ、でもさ、牛乳が発酵したら何になるの?」
相葉「ヨーグルトなんじゃねーのこれ?」

櫻井「結構うまそうだよ」
結構うまそうなニオイがする?らしい・・・

◆10年前のビール
10年前のビールサーバー(一応動く)
ニオイは普通のビール
ただし、ビールの色がすごい濁っている・・・

◆10年前のバター
かなり臭いらしい
リーダーがニオイをかいで悶絶するリアクション

◆10年前のコーン缶
缶詰のコーンはわりと変化ない感じ・・・

◆10年前のメロンシロップ
かき氷のシロップも見た目は普通(でも食べたらやばそう)

「これは無理だろ」
メンバー全員、食事をあきらめる・・・
≪こういう食材が10年もそのままの形で放置されてあることにびっくりしました・・・廃墟って本当にその瞬間から時が止まったかのような世界になるんだなぁ・・・≫

Dの嵐!、10年ぶりぐらいに見ましたが・・・今でも普通に通用するというか、めちゃくちゃ面白いなぁ~と思いました。
嵐のメンバー全員のリアクションが素直なのがとても良いと思いました。
変に面白いことをやろうとか、ネタを言おうとしていないのが良い。メンバー全員がフツーに企画を楽しんでいる感じがありのまま伝わってきて、見ているこちら側も自然と笑顔になりました。

こういう廃墟ツアー企画をまた、今の嵐でやってほしいなぁ・・・

懐かしの『Dの嵐! ほっといたらどうなる? リターンズ』・・・感想メモ

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Dの嵐!
Dの嵐! - Wikipedia
Dの嵐!(ディーのあらし!)は、日本テレビ系で2003年7月2日~2005年9月28日、毎週水曜日深夜24時50分~25時20分に放送された嵐の冠バラエティ番組。

2005年8月31日放送
『ほっといたらどうなる? リターンズ』
取材担当者:大野・櫻井(二人とも白衣を着用。大野はお茶の水博士っぽいヅラをかぶり、櫻井はメガネをかけ、各々キャラを作っている)

ゲスト:松尾貴史「こういうダウナー系の企画は大好きなんだよね」
≪私もこういう企画大好きです。≫


ほっとき館(やかた)
↑・・・普通に怪しいマンションの一室。誰の家なんだろう?


スルメ、干しブドウ、ビーフジャーキーを水にひたして2日間ほっといたらどうなる?
≪↑これって常温でほっといたんだろうか・・・冷蔵庫には入れなかった?≫

【結果】スルメ→スルメは水分を吸い元の姿に!
e-hiroya 無添加 国内産 するめ 業務用 5枚入
かなりの異臭がするようです。
櫻井「臭いけど、元に戻ってる」「イカだね」
≪これは予想通りかな・・・≫


【結果】干しブドウ→弾力が戻りブドウそのものに!
ノンオイル レーズン 1kg 無添加 お徳用 カリフォルニア産 ほしぶどう
大野博士の初見第一声「コロコロうんこだ」
球形に膨らんだ干しブドウ・・・触ると超プニュプニュ
2日間水にひたした干しブドウを大野が食べてみる・・・
真顔の大野博士・・・
大野博士「ブドウだ!」
大野博士によると味もブドウそのものに・・・
≪↑これ、自分でもやってみたいなぁと思いました・・・本当に2日間水につけたらブドウになるのだろうか?※一応冷蔵庫で保管する予定・・・≫

【結果】ビーフジャーキー→生肉までとはいかなかったが軟らかくなる。
なとり THEおつまみBEEF厚切ビーフジャーキー 41g×5袋
大野博士「あっ、イイニオイ・・・」
櫻井「博士?これはマズイと思いますよ、博士!?」
櫻井の忠告を無視して、大野博士食べる!
大野博士「うまい!」


アサガオの種子を豆腐、コンニャク、プリンに植えてほっといたらどうなる?

櫻井「くっせ!」
櫻井「これすごくない?なんで?なんでコンニャクから芽が出る要素があるわけ?」

【結果】意外にもコンニャクに植えた種から芽が出ていて、他からは芽が出ていなかった。
※早回しで見ると2日目にコンニャクから芽が出始める・・・

(ナレーション)「コンニャクは水分を長く保てたので発芽・・・しかし豆腐とプリンは発芽前に土台自体が腐り、種も一緒に腐ってしまったため発芽しなかったんだなぁ~」

≪ということは、水分が長く保てて、2日間ぐらい腐らないものならば、なんでも発芽するということかな?≫


一般的な浴槽にお湯をはり、大量のゼリーの素を入れておいたらどうなるか?
巨大ゼリーはできるのか? 4日間放置。

櫻井大野「なんだこれ・・・」
「夢ぶち壊しだよこれ」

【結果】浴槽のゼリー→透明感ゼロ・・・
見た目がぐろい・・・表面が茶色っぽい泡だらけ・・・

一応、触ってみることに・・・
櫻井「すごい!ゼリーじゃんこれ」プニュプニュ
大野博士「やさしい(感触)」

手をつっこんでみる→中まで全部ゼリー

櫻井「あぁくさい!」

(ナレーション)
「一回表面は綺麗になったのだが直後に泡が大発生!
これは溶けきらないゼリーの素が沈殿し、その後徐々に溶け始めた際に発生した気泡なんだってさ」

≪これは普通に出来るだろうなぁ~と私は予想していたのですが・・・
なんで冬の北海道or業務用冷蔵庫の中とかで実験しなかったんだろう?そうすれば食べられたかもしれないのに・・・≫


東京でベランダにスイカをほっといたらどうなるか?
ベランダにスイカを置いておいたら昆虫は来るのか?
カブトムシ、クワガタ目当て・・・

≪これは男の子のロマンだなぁ~ほとんどの男子はカブトムシやクワガタが大好きだらか1度くらいはコレをやったことがあるのではないだろうか?(私は小学生の頃に一度やったことがあります、もちろん何も来なかった)・・・ところで、大野の→博士キャラが若干迷走しているんじゃないかな?と思いました。面白いことは面白いんだけど・・・なんかしっくり来ない感じを覚えました・・・≫

【結果】→ハエすら来なかった・・・
ちょっと場所が都会過ぎたのかな?
スイカはただ乾燥してしぼんでしまっただけ・・・


日焼け止めクリームで背中に文字を書き炎天下の屋上にほっといたらどうなる?

30分ごとに休憩を入れ、朝9時から夕方4時まで約7時間で、
【結果】文字がはっきり浮き出た!

文字=『智スキ』
※文字の部分だけ日焼け止めされているという実感はないようです。
≪日焼け止めクリームって優秀なんだなぁ・・・≫


髪の毛、サングラス、写真(水着の女性が写っている)を漂白剤につけてにほっといたらどうなる?

※前回(2004年6月2日放送)はアロハシャツとジーンズと
パンダのぬいぐるみを漂白剤につけ→アロハとジーンズが見事真っ白に・・・パンダのぬいぐるみは変化なし・・・

櫻井「髪の毛は白髪になっていてもらいたいですね」
「サングラスと水着はむずかしいんじゃないかなぁ~と思いますけど」

大野博士「もしかして水着がなくなってるかも・・・」
「水着部分だけ溶けて、ぬーどになっているかも・・・」

【結果】髪の毛→漂白剤の塩素が髪の毛のたんぱく質を溶かして無くなった・・・

【結果】サングラス→変わらない・・・

【結果】水着写真→漂白剤の塩素が写真の塗料を溶かした・・・
全体的に黒いところが赤っぽく色褪せる・・・水着の部分が白っぽくうすくなっている・・・


★視聴者研究員たちから送られてきた『ほっときグッズ!』(古い食品)

44年間ほっといたチーズ(提供者:坪内美津子さん)

大野博士「かったいなこれ・・・」
チーズを割ってみる・・・「せんべいみたいな音したね」
相葉「隣にいて超クサイのにリーダーよく大丈夫だね?」
大野博士「なんでこんなに耐えられるんだボク」

大野博士が口に運んでみる→硬すぎて噛み千切れない・・・
大野博士「かてえ」

結果チーズは水分が蒸発してパサパサになっていた。

●5年間ほっといた炊飯器(提供者:匿名希望さん)
≪ちょっと炊飯器のデザインが古すぎるような・・・≫
松本「カリッカリになってるんじゃない?」
相葉「米に戻ってるかも」
大野博士「お酒になってたりして!」

開けてみる→カビだらけ・・・
全面モスグリーン色

松尾「ごっついモノ見たぞ」
松本「でもさ、米っぽいやつもあるんだよね、こことか」
一部米粒のような形をしたところもある・・・

大野博士「なんで赤いんだ?これ・・・」
大野博士、おもむろに素手で赤いやつをつまんでとって、全員からつっこまれる
「素手だよ!」

結果お米はカビにより分解されたため砂のようになってしまった。


雑貨店の前に「無料です。ご自由にどうぞ」という張り紙をして『微妙な物』をワゴンにほっといたらどうなるのか!?
人は持っていくのか?

今回ワゴンに置いておいたのは・・・

ボーリングの球(紫色っぽい)、赤べこ、「さとし」という名前入りの新品ブリーフ、粘土、大吉のおみくじ、U字磁石、トライアングル、アイパッチ、カエルのおもちゃ、ナベのフタ、スタッフのサイン・・・

【野沢民芸】赤べこ (3号)ジャンピング 元祖ケロちゃんキクタニ トライアングル 15cm 打棒・吊り皮付き T-15
【ノーブランド品】海賊独眼竜単アイマスク 成人弱視のための海賊眼帯マスクまびさし平野想像コスチューム  SサイズSK11 マグネットU型 強力じしゃく NO.125CEC 土粘土 彫塑用粘土 テクニー 10kg

などなど・・・
(靴びも、βテープ、残り10円のテレカ、製氷器、ポンポン、おしゃぶり)
※赤べこって一体なんだろう?
赤べこ - Wikipedia
赤べこ(あかべこ)とは福島県会津地方の郷土玩具である。「べこ」は東北地方の方言で「牛」という意味である。

≪洋服店店頭で、ハンガーをご自由にってのは見たことあるけど・・・≫
≪↑この中だったら私は、カエルのおもちゃがほしいなぁ・・・≫

ちょっと微妙な物を持ち帰る人は現れるのかな?
無料の文字につられ、多くの人が立ち止まり、物を手にするが・・・やはりワゴンの物を持ち帰る人はいない・・・

開始から3時間後、
ボーリングの球を持っていく人が現れる!!

早速後を追いかけ、なぜ持ってかえったのかお伺いしてみることに・・・↓
持ち帰った人「ボーリングじゃなくて・・・ちょっと飾りにと思って・・・部屋に飾ってお花でも入れたらいいかなと・・・色が気に入ったんで」

持ち帰り第1号は「ボウリングの球」!

さらに30分後、
ナベのフタを持ち帰る人が・・・

持ち帰った人「ウチのフライパンのフタにしようと思って」
「いいフタよ!これ」
≪私は料理をするのでわかりますが、あれぐらいのフタ(直径37cmぐらい?)って意外と重宝するのです・・・餃子やハンバーグを蒸す時に使えます≫

その後、次々と持って帰る人が現れた
赤べこ カエルのおもちゃ アイパッチ ボーリングの球 ナベブタなどなど・・・
閉店までの8時間で11件のお持ち帰り~

※ワゴンの中で一番値段が高かったのがおそらく→ボウリングの球・・・
意外と値が張ります(4000円以上)
(ABS) ボウリングボール シュアラインハード ブルー 14ポンド 【スペアボール】
(ABS) ボウリングボール シュアラインハード ブルー 14ポンド 【スペアボール】


↑かれこれ10年以上前・・・私はこのDの嵐「ほっといたらどうなる」シリーズを深夜に見て、すごく癒されていました・・・
嵐の「ほっといたらどうなる」シリーズは、見ていてとても楽しい気分になります。
純粋に好奇心がくすぐられる良い企画だと思います。懐かしいなぁ~・・・

後味の悪い映画 フランク・ダラボン監督作品『ミスト』感想メモ

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『ミスト』The Mist(2007年11月21日公開・米)
監督(脚本):フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング『霧』
製作:フランク・ダラボン、リズ・グロッツァー
製作総指揮:リチャード・サパースタイン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
【出演者】トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン
音楽:マーク・アイシャム
撮影:ロン・シュミット
編集:ハンター・M・ヴィア
製作会社:ディメンション・フィルムズ、ダークウッド・プロダクションズ
配給:MGM/ワインスタイン・カンパニー
ミスト (映画) - Wikipedia
『ミスト』(The Mist)は、スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ合衆国のSFホラー映画である。監督・脚本はフランク・ダラボンであり、過去にキング原作の『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』も手がけている。
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闇の展覧会 霧 (ハヤカワ文庫NV)

深い霧に包まれた街で巻き起こる怪異と、徐々に秩序を失う人々が描かれる。

※ネタバレします。


この作品のエンディングが衝撃的で後味の悪いものであるというのは
ライムスター宇多丸の映画解説をたまたまyoutubeで聞いてしまったり・・・
ネット上の何気ない(映画感想)書き込み等を見て・・・
なんとなく知っていたわけですが、
なるほど確かに後味が悪く救われない映画だなぁと思いました。


ラストのオチに至るまでの物語は、いわゆるハリウッドのセオリー通り
本当にどこかで見たことがあるお馴染みのオーソドックスなエピソードを重ねることによって話が展開していきます。
映画をよく観る人にとっては、『初めて観る映画』なのに『既視感』があるシーンばかり・・・だったのではないだろうかと思います・・・

けっこう緻密に人間の心理や状況変化が描かれていてとても面白かったです。スーパーマーケット内の密室劇。ワクワクする展開でした・・・

↑この既視感が、皮肉にもあの衝撃のラストに対して良いフリになっていたのだと思います・・・

ラストだけは『ハリウッド映画』ではなかなかお目にかかれない異質なものになっていました。


この映画の衝撃の結末はダラボン監督のアイデアだそうです・・・
(原作のスティーヴン・キングの短編「霧」のオチとは違うものになっています・・・)

ダラボン監督がいわゆるハリウッド映画ならではの安直なハッピーエンドを避けたかったからこそ、こういう感じのオチにしたんだろうけど・・・
はたして、このエンディングに『何か言いたい事(テーマ)』『教訓』みたいなものが含まれているのかどうか・・・?

↑おそらく教訓的なものは何もないんじゃないか?と・・・そう思うのです。
なんとなくですが『深読みや、考察ができるオチ』ではないような気がしました・・・

「最後の最後まで人間あきらめちゃいけない。希望を持って・・・」

このようなことが言いたいがためにあのオチにしたとはとうてい思えないのです・・・かといってそれ以外に特別何か言いたいことがあったとも思えません・・・

カタルシスが本当にゼロ・・・

これぞ(恐怖)ホラーといわれれば、そうかもしれないけれど、『う~ん』みたいな。


日本人の多くは震災等を経験していたりするので、
「日常」から「非日常」へ変わりゆくそのなんともいえない状況(恐怖)をわりと理解している人が多いと思うのです・・・
そういう感覚を持った日本人がこの映画を読み解くと・・・この作品はどのように解釈されるのだろうか・・・?←ここににちょっと興味があります・・・

私個人としては『この作品はホラー映画(つくりもの)としては結構面白くてよく出来ているけど、ラストはもうちょっとなんとかならなかったのかなぁ~?』と普通にそう思いました・・・
なんというかこの映画、・・・深くあれこれ考察できない感じ・・・が妙に歯がゆいのです・・・

個人的には、このラストのオチは・・・『ない』と思いました。


オープニング→主人公のデヴィッド・ドレイトンが描いていた絵はスティーヴン・キングの長編小説シリーズ『ダーク・タワー』のポスター。


さいごに・・・↓
実は、最近(たまたま)フランク・ダラボン監督作品の『ショーシャンクの空に』(名作)を見直したのですが・・・『ショーシャンクの空に』という作品は2回目の視聴だと、(そのオチを知ってしまっているためですが)→「全く楽しめるものではありませんでした」・・・おそらくこの『ミスト』も2回目の視聴は、全く楽しめないものになるのではないだろうか?・・・←この2回目の視聴を許さないあたりがダラボン監督ならではの作風特徴なのかもしれないなぁ~とそう思いました・・・フランク・ダラボン - Wikipedia

福山雅治主演映画『そして父になる』の感想メモ

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そして父になる DVDスタンダード・エディション
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『そして父になる』
第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞 受賞作品
監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
★キャスト
野々宮良多:福山雅治
野々宮みどり(良多の妻):尾野真千子
野々宮慶多(良多の息子):二宮慶多
斎木ゆかり:真木よう子
斎木雄大(ゆかりの夫):リリー・フランキー
斎木琉晴(雄大の息子):黄升炫[HWANG SHOGEN](ファン ショウゲン)
撮影:瀧本幹也
編集:是枝裕和

配給:ギャガ(2013年9月28日公開)
そして父になる - Wikipedia
※ネタばれします・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

赤ちゃんを取り違えられた2つの家族が、その現実にどう向き合い
どう解決してゆくのか・・・

最後の最後まで引き込まれて(興味深く)映画を観ることができました。

とても繊細なタッチで淡々と描かれる悲劇の物語・・・
細かい描写がすごく面白い作品・・・



物語の終盤、クライマックス・・・
福山雅治(野々宮良多)がまさに父親としての自覚(感情)に目覚めるシーン。

★デジタル一眼レフカメラの液晶画面に映ったデータ=自分の寝ている姿、
(おそらく息子の慶多が撮ったもの)を唇、喉仏をふるわせながら
眺める福山雅治(野々宮良多)の横顔・・・


・・・観ていて自然と涙がこぼれました・・・
号泣、号泣・・・(後になってよくよく冷静に考えてみるとそこまで泣くような
シーンでもないような気もしましたが・・・とにかく号泣・・・)

★クライマックス・・・逃げる慶多を福山雅治(野々宮良多)が追っかけるシーン。
父親として目覚めた後初めての親子コミュニケーション・・・
『もうミッションなんか終わりだぁーーー』


号泣、号泣、号泣・・・
これも後からよくよく考えてみると「そんな大事なこと勝手に決めて言っちゃったら
いけないんじゃないか?」
と思わなくもないシーンなのですが・・・とにかく号泣・・・


映画が終わって、エンドロールを眺めながら
しばらくじっくりと(漠然とですが)考え込んでしまいました・・・↓

『はてさて、この映画のエンディングは、どのように解釈したら良いのか・・・?
また子供を(元通りに)交換したのだろうか?
いや、そう簡単にそういう決断は下せないだろうし・・・
すべきではないような気も・・・
じゃあ、
どうすれば子供や家族の将来にとってBESTな選択となるのか・・・?』


『エンドロール最後の方で子供のはしゃぐ声が聞こえる・・・
何か笑い声が反響しているように聞こえるのでお風呂場みたいだ・・・
あのあと一緒にお風呂に入ったのだろうか・・・』


『子供たちが20歳ぐらいになった時には、
ちゃんと血のつながっている家族として育てられていた方が
子供本人たちも過去の出来事(トラブル)として処理できるだろうし・・・
将来的にはBESTなのではないか・・・』


『子供ができるだけかわいそうな状態に置かれないように
努めるのが親の使命だとは思うのですが・・・
ずっと笑顔でいれる状態にある家族というのもマレであるわけで、
多少誰かが犠牲(苦しい状態)になる時期が
あっても致し方ないことなのかもしれない・・・?』


『基本、この2つの家族は、色々と恵まれている(なんだかんだ安定している)
ようなので、
たとえどういう選択をしたとしても・・・↓
そこまで子供たちが悲惨な状態にはならないような・・・』

↑・・・いろんなおもいが頭の中をかけめぐりました・・・

(この物語は、なんというかちょっと善人の登場が多いような・・・
↑そんな気がしました・・・
その部分はちょっとフィクションぽいといいますか、リアリティに
欠ける部分だと個人的には感じています・・・)
現実はもっと過酷な?出来損ないというか、子供に全力で対応することが
できない状態にある人間(大人)の方が多いのでは?
↑・・・そういう風に感じました・・・


リリー・フランキーと真木洋子が登場してきた時にちょっと笑ってしまいました・・・
映画『モテキ』の配役と被っていて、そのモテキの延長線上にある役柄・関係性で最初見てしまい・・・
一瞬コメディなんじゃないか?と、錯覚してしまいました・・・

その後、まじめな映画だと再認識・・・
リリー・フランキーと真木よう子の演技に感心しました・・・
(特に真木よう子がちゃんと『お母さん』にみえるのがすごい・・・)


スキヤキ高級牛肉 vs 餃子
高級デジタル一眼レフ vs デジカメ
高級な財布 vs マジックテープの財布
高級車(トヨタのレクサス) vs 軽ワゴン

マジックテープの財布がすごく面白かったです・・・


うどんを作る時は、(段取り的には)
まずお湯を沸かす作業(鍋に水を入れて火をつけて)から、
葱を刻むべきである・・・
尾野真千子はいきなり葱を刻み始める・・・
これはあえてそういう風に演出したのかもしれない?
料理があまり得意ではない?手際が悪い個性を表現した?

どうでもいいことですが・・・ちょっと気になったので書いてみました・・・

おばあちゃん役の
樹木希林の演技が自然で・・・とてもうまいと関心しました。
普段孫と接する時こんな感じなんだろうか・・・

樹木希林の住む家のふすまを開けるときに変な音が鳴るのが面白かった・・・
『実家あるある』・・・演出の芸が細かいなぁと感心しました。


・・・川原でバーベキュー、記念撮影、このシーンがとても印象的でした・・・↓

そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

↑・・・真木よう子の顔が子供より小さい!?・・・
なんか慶多(二宮慶多)が「呪おんの白塗りの子」にみえる・・・
二宮慶多 - Wikipedia
というか、この二宮慶多君・・・wikiを見てビックリ・・・ドラマ『半沢直樹(2013年、TBS)』の半沢隆博役だったんだぁ・・・


夏八木勲と風吹ジュンとTIME ZONE高橋和也と福山雅治の会合シーン。
(最初この4人が、家族だと気付きませんでした・・・)
微妙にぎこちない・・・ちぐはぐな空気が流れている・・・
↑・・・こういう繊細な描写(演出)がすごいなぁと感心しました・・・

夏八木勲に対して福山はあまり良い感情を抱いていないんだなぁというのを
なんとなく感じました・・・

福山には父親に対して妙なわだかまりがあって、
それが、(世代連鎖して)自分の子供に対する接し方にまで影響してしまっている(?)・・・
育てられたようにしか育てられなかったということだろうか・・・


いやしかし・・・『家族』とは一体なんだろうか?
父は父親として・・・母は母親として・・・
子供は子供としての役割をただ単に演じているだけに過ぎないのかもしれない・・・
と、ふとそういう風に思ったりもするのですが・・・

(あまり深く考えて出した答えや考察ではないですが・・・)

その形態や絆は一応日本では(外国も?)血のつながりがあることが
前提となっていて・・・
よって今回の映画の内容も、簡単にそのまま育ての親でいこうとは
決してならない・・・(日本に比べ、婚外子の割合が圧倒的に多い)諸外国に
おける家族とはまた考え方が違っているような気がしますし・・・

カンヌでこの作品は、一体どのように受け止められたのだろう?

(日本における家族、血のつながりに関しては、個人的にはなんとなく
天皇制をシンクロさせてしまいます・・・)


看護師の家に『誠意(封筒に入ったお金?)』を返しに行くシーン。
玄関先でのやりとり・・・
そこで不穏な空気を読んだ?看護師の子供が母親を守ろうと福山の前に
立ちふさがるのですが、
この子供の行動がちょっと解せない・・・

玄関前で声を荒げてもめてたなら、この子供の登場(行動)も
わからなくはないのですが、
別段そんな感じでもなかったと思うのです・・・

このシーンの意図は、
看護師に向かう『憤り』みたいな負の感情をこの善良な子供の出現によって
浄化?緩和しようということなんだと思うのですが、
どうもなんか綺麗におさめすぎているような気がちょっとしました。

例えば看護師が『本当にすまない』と悔やんで思っているならば
子供に守ってもらうのではなく・・・『この人とお母さんは大事な話がある』と
子供を説き伏せて
家の中に(子供を)返してドアを閉め、泣きながら土下座するぐらいの勢いの
謝罪(誠意)を見せた方が良かったのではないか・・・

なんだかこのシーンだけは、どうもしっくりこないというか、馴染めない感覚を覚えました・・・


そもそも
福山雅治(という男、演じている勝ち組?という役柄)に感情移入できる男が
この世に
どれだけ存在しているんだ?とそういう疑問がわいてきます・・・

高級車に乗り、高級カメラ&高級ギターを持ち、高級うどんをたいらげる・・・

「家族サービスしろよ」なんてことを言ってくれる本当に優しい上司がいて
親身に相談に乗ってくれる敏腕弁護士の友達までいる・・・

必ずしも
福山雅治目線でこの物語を見る必要はないのかもしれませんが、
一応主人公として福山目線での物語が進行していっているので・・・
例えば、
母親の尾野真千子目線でいくとこの物語はどうなるか・・・?
ふたりの子供目線で考えるとどうなるのか・・・?
逆にリリー・フランキー目線で考えるとどういう感じの物語になるのか・・・?

こういうバージョンの映画「そして父になる」も是非観てみたいと思いました・・・


クライマックス・・・慶太が電気店の家から外へ逃げるシーンで
一瞬つくつくぼうしの鳴き声が聞こえる・・・
なんとなく哀愁があってすごくいいと感じました。


★心が浄化されるような気持ちになる作品でした・・・

北野武監督映画『ソナチネ』無表情の演出・感想メモ

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『ソナチネ』
Sonatine(1993年公開 配給:松竹)
監督:北野武
脚本:北野武
製作:奥山和由
出演者:ビートたけし、国舞亜矢、寺島進、勝村政信、大杉漣、渡辺哲
音楽:久石譲
撮影:柳島克己
編集:北野武
ソナチネ (映画) - Wikipedia
※ネタバレします
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久しぶりに観ました。(初めて観たのは20年位前かな?・・・映画のこまかい内容はほとんど忘れてしまっていました・・・)
約20年ぶりに観て→この作品があまりに面白いのでちょっと吃驚してしました。
こんなに素晴らしい映画だったとは・・・

『無表情の演出』が非常にイイと思いました。

登場する役者さんがみんな基本『無表情』なのです。
あまり感情的な(エモーショナルな)演技をしない・・・そういう演出が非常に心地良く感じました。

銃撃戦の場面や、海に人間を沈めようとしている場面でも登場する人物はまったくオーバーなリアクションをしません。
とても淡々とした印象を受けます。
なんとなく小津安二郎的な空気を感じました。


『無表情の演出』→なんとなくですが漫画家の「あだち充」っぽさを感じました。さりげなくて、奥ゆかしい・・・感情を表にあらわさない人物・描写・風景。
無表情の中に登場人物の感情を読み取るスタイル(演出)
(私が知っているあだち充さんの作品は『みゆき』『陽あたり良好! 』『タッチ』『ラフ』あたりで、最近の作品はまったく知らないのですが・・・)
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無表情で思い出したのですが・・・映画公開当時(1993年)「wink」という2人組の女性歌手がいて、歌っている時ずっと無表情だったのを思い出しました。
あれも事務所、プロデューサーからそういう指導があったのだと思うのです・・・(調べてみたところ→やはりプロデューサーの「無表情」指示はあったようです。ただ、相田翔子本人が後にインタビューで「あの無表情は緊張からくるものだった」と告白している記事も見つけました。う~ん、一体どちらが本当なのかわかりませんが・・・まあかなりの長期間無表情だったことからも『無表情演出の指示』があったことは確かだと思います)
Wink - Wikipedia
ウィンク ベスト SBB-306
ウィンク ベスト SBB-306

80年代中頃あたりから90年代初めぐらいはテレビのCMなんかでも『無表情』で受け手に感情(情緒)をさとらせるみたいな演出がやたらあったような記憶があります。
シュールな演出・・・

今考えるとあれは、当時の流行・・・あの時代極めて効果的な演出手法のひとつだったのだろうと思います。

最近は全くと言っていいほどそういう演出を見かけないような気がします・・・逆に今やったらどうなるんでしょうか? ちょっと古臭く感じるのかな?
現在のテレビ(特にバラエティー)などでは過剰にテロップが画面上に置かれ、一目で何が起こっているのかをわかりやすく説明する手法が流行しているようなので、もしかしたら今無表情で何も言わない人間を画面の真ん中に配置しても、受け手は、何をどう受け取っていいのか・・・戸惑ってしまうかもしれません。


人がクレーンで吊るされて海に沈められるシーン、ささいな喧嘩でお腹を刺されるシーン・・・
↑とても恐ろしいシーンなのにどこかコミカルで、おもわず声を出して笑ってしまいました。
本当にもうギャグです。すばらしー


『弾をよけない銃撃戦』←この演出が何気にすごく特殊だと思うのです。


チャンバラトリオ、南方英二さんの異物感・存在感がモノスゴイと思いました・・・尋常ではないです!
コーエン兄弟の映画『ノーカントリー』に出てくる殺し屋を彷彿とさせる不気味さです。まあ『ソナチネ』の方が圧倒的に公開は早いのですが・・・
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大杉漣さんの赤いアロハシャツ姿が本当に似合ってなくて面白かったです。
この頃の大杉漣と寺島進は、なんともいえない色気を持っているなぁと思いました。


国舞亜矢さんが平気で脱いじゃってるシーンが強烈に印象に残っています。
20年ぶりに2度目の視聴をする前に、確実に覚えていたシーンがこの場面です。(それ以外のシーンはあまり覚えていない・・・)
おそらくあと何十年たってもこのシーンは忘れることはないだろうなぁ~と…それぐらいインパクトの強いシーンだと思います。


ラスト
う~む・・・こんなオチだったのかぁ・・・(全く覚えていませんでした・・・)
車の中でたたずむ武・・・誰もいなくなった海岸・・・朽ちた船、ひまわり。

ひと夏だけしか生きれない夏の虫のようなはかなさを覚えました。

夏の間中、元気に暴れまわっていた虫たちが、秋頃になると、本当に嘘のようにあっさりと皆いなくなってしまいます。そういう切なさ・・・無常感・・・


最後に若い人(勝村政信さん)ひとりだけが生き残る・・・←なんかイイと思いました。少しだけ気持ちが救われます・・・


公開から20年以上経っても全く色褪せていない質の高い作品。
さすがイギリスBBC「21世紀に残したい映画100本」のひとつに選ばれただけのことはあります。

新海誠監督映画『君の名は。』感想メモ

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『君の名は。』
your name.(2016年8月全国東宝系公開 )
■監督・脚本・原作:新海誠
■登場人物
立花 瀧(たちばな たき):声 - 神木隆之介
宮水 三葉(みやみず みつは):声 - 上白石萌音
■音楽:RADWIMPS
「前前前世」
「スパークル」
「夢灯籠」
「なんでもないや」
君の名は。 - Wikipedia
※ネタバレします。2018年お正月にテレビで放送していたのを録画して観ました。



■とにかく冒頭・・・観ていてとても苦痛でした・・・何なんでしょうかこの『受け付けない感じ』は・・・(私的に)まず主人公の絵柄がピンとこない(イイと思わない・・・主役にしてはキャラが薄い・・・)
一時停止しまくって、途中で観るのやめようかなと思いつつ・・・いや、やっぱり観よう、この映画は面白いらしいし・・・みたいな、そんな感じで最後まで観ました。


■話の筋が見えてきて、主人公やアニメ独自のノリに対して(ある程度)慣れてきた中盤以降→この苦痛(受け付けない感)は多少和らぎました。


■感想を一言でいうと「面白かったです!」
『キレイな話』だなと思いました。
あまり人間味がないというか・・・生々しくない・・・(人間の欲とか悪意とかそういうドロドロしたものがほぼない)
いい意味でリアリティーの薄い虚構ファンタジーな世界観だなぁと思いました。
ホラー要素とかもほぼ皆無・・・(例えばトトロとかポニョとか、ホラー的な解釈ができる余地があったりするのですが・・・この映画にはそういったおどろおどろしいものを感じませんでした)

メンヘラの魂が救われるような作品ではないですね・・・

↑観ていて、すがすがしい気分になれました。
ライトなハッピーエンドって私は結構好きなのです。


■アニメの美しい景色・・・
2009年ぐらいにpixiv(ピクシブ:「イラストコミュニケーションサービス」)でよく見かけた絵柄(風景、世界観)だなぁと思いました。(厚塗りと覆い焼きを駆使した画風)
尾道をちょっとアレンジしたような田舎の山、青い空と入道雲、日本の古い家屋・・・そこに自転車とミニスカートのJK。


■音楽(挿入歌)が・・・ちょっと「なんだかなぁ」と思いました。(音楽ありきの演出もちょっとうっとうしい)

「バンプうざい!」と・・・思わず声に出して突っ込みました・・・
で・・・知ってる人は知っていると思いますが・・・
音楽担当→RADWIMPSなんだそうです。
BUMP OF CHICKENじゃない!?


■おばあちゃんの言う『むすび』
『組みひもが時間の流れをあらわしている』説明がイマイチピンとこなかったです。


■奥寺ミキ(おくでらミキ)声 - 長澤まさみ
奥寺先輩がおもむろに煙草を吸いはじめるシーン。
『大人の女』演出なのだろうか?或いは→喫煙=瀧(タキ)にふさわしくない女・・・という意味かしら?
三葉より奥寺先輩の方がイイじゃん!と観ている人に思わせないための演出なのかな?


■男と女が入れかわるといえば大林宣彦監督映画「転校生」・・・(そういえば私、一度もちゃんと観たことない・・・)
↑小学生の頃にテレビで放送しているのをチラっと見ただけなのですが→子供ながらになぜか恐いなぁ(ホラーっぽい)という印象を持ちました・・・
転校生 (映画) - Wikipedia



■口噛み酒→はじめ人間ギャートルズのサル酒
ハジメンカリーンの巻 / マンモギャーの巻


■瀧(タキ)が三葉(ミツハ)の手のひらに書いた名前「すきだ」→「すき」の方がイイんじゃないかと思いました。(もしかしたら・・・スキダという苗字と勘違いするかもしれない!)


■2人が入れ替わってそれぞれの日常生活を送るシーン。
その時の2人のコミュニケーションにもう少し恋愛っぽいもの?情の深い(思いやりある)やりとり(絆が生まれるようなやりとり)があれば→もうちょっと作品に深みが生まれたのかな?と思いました。
↑なんか軽いというかほんと『うわべ』の漫画チックなやりとりしかしていません・・・


■瀧(タキ)に会うために東京へやって来た三葉(ミツハ)・・・その時はちゃんと覚えているんですよ「タキ」という名前を・・・だいたいどの電車に乗っているかも・・・顔も一応この人がタキだと認識している・・・

一回一回、体が入れ替わるたびに記憶がリセットされているわけではなさそうなので・・・絶対に入れ替わってる最中やその後でも名前や住所等お互いの詳細情報を何らかの形で残したりできたはずなのです・・・だからこそ三葉は東京までやって来れたわけですし・・・(瀧はスケッチで糸守町の絵を描くことができた・・・)

しかし、エンディングやクライマックスのシーンでは、ことさら『思い出したくても思い出せない!』を強調します・・・『君の名は。』

↑・・・このへんの設定が『ご都合主義』自由自在すぎるような←あまり深く突っ込まない方がいいのかもしれませんが・・・


■ラスト
エンディングお互いがお互いを認識しない状態だけど、ふたりはやっと出会うことができる・・・
ふたり同時に「君の名前は・・・?」
奇麗な終わり方だと思います。

↑あえてここでホラー的な解釈をすると→今後もこのふたりはなぜかお互いを認識できないまま・・・『翌日には記憶が必ずリセットされる』毎日を送る可能性があるということです・・・(まあないでしょうが・・・)


☆ぶっちゃけネガティブな要素があまりない映画なので→お正月のテレビ放送には最適な作品だと思うのです。
忘れたころにまた年始放送やってほしいです・・・
ハッピーエンド映画最高!

高倉健主演映画『君よ憤怒の河を渉れ』感想メモ

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君よ憤怒の河を渉れ [DVD]
君よ憤怒の河を渉れ [DVD]
『君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ』
永田プロダクション・大映映画株式会社 提携作品
配給:松竹
公開:1976年2月11日
監督:佐藤純彌
脚本:田坂啓、佐藤純弥
製作:永田雅一
出演者:高倉健原田芳雄池部良中野良子、大滝秀治、
西村晃、岡田英次、倍賞美津子、伊佐山ひろ子、田中邦衛、内藤武敏
君よ憤怒の河を渉れ - Wikipedia
※ネタばれします・・・


面白かったです。
とてもダイナミックで漫画チックで大胆不敵な映画。
(結構つっこみどころ満載!!)
1970年代中頃の日本の映画作品では、こういう大胆な表現・演出・展開がけっこう好まれ・・・流行していたのだろうか・・・?
2018年の今見るととても斬新で、考えられないようなシーンが随所に垣間見られる作品でした・・・

★物語のベースは、身に覚えのない罪を着せられた高倉健の逃走劇・・・
途中、クマ(着ぐるみ)に遭遇して襲われ・・・ぶっつけ本番で初めてセスナを操縦して北海道から脱出(本州へ)・・・無事、茨城県大洗海岸海面に着陸・・・
夜の新宿の街を数頭の馬で疾走しながら警察を蹴散らす・・・


※最後まで見て・・・
なんとなくですが和田慎二の漫画『スケバン刑事』(1975年12月~1982年11月)を思い出しました。世界観といいますか、当時の流行、時代の空気・言葉が似ているような・・・

スケバン刑事 (1) (MFコミックス)


いきなり冒頭の『だ、や、ら~の3語だけで構成された』斬新な主題歌にやられました・・・
この映画ただものではない・・・

※最初、主題歌とともに出演者がテロップで紹介されるシーン・・・人ごみ・雑踏の中に『真横から突風を受けたかのような髪型』の少年が映し出されている・・・(7:3じゃなくて、10:0)
↑・・・この髪型がちょっと面白かった・・・

※劇中、シリアスな場面で入る挿入曲が、どこかコミカル・・・
(↑・・・これ、けっこう違和感を覚えるのですが、最後の方はもう慣れてしまっていました・・・)



主演の東京地検検事・杜丘冬人役の高倉健・・・
そして、警視庁捜査第一課・矢村警部役の原田芳雄・・・
それぞれがそれぞれの渋い男臭い役割をきっちり演じていて・・・とても良かった。
伊藤検事正役の池部良も「とにかく事件を穏便に済ませたい」事なかれ主義な感じが、とても良かった・・・(若かりし頃の二枚目さはなくなっていましたが、それでもやはり目元が艶っぽい・・・)


水沢恵子が住んでいたアパートの管理人(役)の『吉田義夫』が良い人役だったので、びっくりしました・・・
(↑・・・時代劇では、いつも悪役をやっていたイメージがあるので・・・)
吉田義夫 - Wikipedia

客が来てお茶をいれるおじいちゃんの所作・・・←妙に昭和っぽくて
懐かしく感じました。


大和田伸也さんがすごく若くてビックリしました。
実は同じ時期にたまたまドラマ『リーガルハイの第1期(2012年)の第4話
(日照権の回)』を見たところで・・・そこでは渋い声の人権派弁護士・大貫善三を演じていました。(しわが結構多かった・・・)


久しぶりに観る大滝秀治・・・娘のことを最優先に考えて
道知事選出馬を断念する良いパパ役を好演・・・
とても個性的で独特の貫禄・存在感があります・・・(関根勤の顔が一瞬頭をよぎる・・・)


サスペンス???・・・
無実の罪を東京地検検事・杜丘冬人(高倉健)に着せて陥れいれようとする
陰謀(完璧な罠)・・・

これ・・・よくよく考えて見ると・・・なんでこんな回りくどいことをするのかという疑問がわいてきます。

杜丘冬人(高倉健)の存在が目障りで・・・嵌めたいのなら・・・こんなことをするより最初っから部屋に進入してお茶等に神経遮断薬AXを盛るか・・・
神隠し(ら致)を企てたり、事故を装って命を狙ったほうが早いような・・・

しかも、でっちあげの強盗等の罪を着せるために証言をした被害者たち両者(水沢恵子・寺田俊明)が実は偽名を使っていて、なんと夫婦関係(横路加代・横路敬二)だったことがすぐばれるという・・・
さらに横路敬二は東南製薬に、東南製薬は朝倉代議士と繋がっている・・・
あきれるほど杜撰な計画・・・

もし、杜丘冬人(高倉健)が家宅捜索中に警察から逃亡していなかったら、早々にきょう言の事実が発覚して、そこから朝倉代議士の不審死事件まで捜査の目が及んでいたかもしれない・・・

いったい何がしたかったんだ?・・政界の黒幕・長岡了介・・・

※しかもこの陰謀の要となる横路敬二の足取りが→ダイトウ建設→せいしん病院(ダイトウ建設は長岡了介の息がかかっている&そしてそのせいしん病院に堂々と車で乗り込む長岡了介・・・)

あまりにもいい加減・・・普通にバレバレ・・・どこが完璧な罠なんだろうか・・・

(↑・・・これ当時見ていた人たちも結構つっこんだのだろうか?)


遠波真由美役の中野良子・・・
※実は、(私事ですが)知り合いの娘(現在2歳)がすごく中野良子に似ていて・・・
画面に中野良子が映るたびに、どうしてもその娘のことを思い出してしまって・・・
気が散ってしかたがありませんでした。
(アメリカのひよこカナリアのアニメ・・・トゥイーティーに似ている可愛さ・・・)
トゥイーティーのめいろだいすき!


若かりし頃の倍賞美津子さんが登場する・・・
『追われている人を助ける・・・街で病気で倒れている人を助ける・・・』
こういう情の深い(ホステス?)キャラクター。
↑・・・現在ではめっきり見かけないような気がします。

事後従犯(じごじゅうはん)・・・「つまり、犯罪者を助けたりかくまったりしていると、あんたも犯罪者になるということだ・・・」


夜の新宿の街?を数頭の馬で疾走するシーンがとても良かった・・・
この映画で一番かっこいいシーンではなかろうか・・・


長岡了介との最終決着シーン・・・
驚くほどあっさりと政界の黒幕・長岡了介(西村晃)の部屋に到達する杜丘冬人と矢村警部と細江刑事、3名・・・

正当防衛!?

あの杖で警部の手を振り払った行為が正当防衛に値するという後付の解釈だろうか?
正当防衛で計4発(?)打ち込む・・・(後日、会議にて、あっさり正当防衛だと認められる・・・事なかれ事なかれ

なんか今見るとめちゃくちゃな展開だけど、この当時はきっとこういうシメで(観客もカタルシスを感じて)良かったのだろうと・・・そういう感じがしました。


ラストシーン
コート姿でサングラスをかけポケットに手を突っ込み
堂々と通りを歩く高倉健と中野良子が格好良かった・・・
これまでずっとコソコソ逃げていただけに、なんか妙に晴れ晴れしていて気持ちいい・・・
(これから2人は何処へ行くのだろう?とりあえず北(北海道)か・・・)
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